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仁川でホームアドバンテージか? 12年ぶりのトップ10入りが見込まれる北朝鮮

仁川でホームアドバンテージか? 12年ぶりのトップ10入りが見込まれる北朝鮮

Posted October. 01, 2014 03:09,   

北朝鮮は前回のアジア競技大会で、2回連続10位圏外に止まった。しかし、仁川(インチョン)アジア競技大会では30日現在、金=8、銀=8、銅10で総合6位につけており、変貌した姿を見せている。9位を記録した02年釜山(プサン)大会以来12年ぶりのトップ10入りが有力視されている。北朝鮮はすでに今大会で、06年ドーハ大会と10年広州大会のときに獲得した金メダル6個を上回る成果を挙げている。重量上げで4個もの金メダルを手にする一方、女子器械体操(2個)とレスリング、射撃でも優勝した。特に重量挙げでは、今大会で出た12件の世界新記録のうち、5件を北朝鮮が達成する活躍ぶりをみせた。62キロ級の金ウングクは一人で3件の世界新記録をマークし、アジアの主要メディアの注目を集めた。

北朝鮮は決勝に進んだ女子サッカーやレスリングなどで更なる優勝が見込まれており、90年北京大会(金12個)以来24年ぶりの二桁の金メダル獲得が期待されている。

国際スポーツ大会で長い間低迷した北朝鮮が仁川で活躍しているのは、金正恩(キム・ジョンウン)政権発足後に、行われてきた体育分野への集中的な支援の成果とされる。体育大国の建設をスローガンに掲げた金正恩・労働党第1書記はスポーツに高い関心を示し、代表チームのトレーニングにも投資と支援を増やしているという。

また北朝鮮は今大会への参加に当たり、約1時間かかる西海(ソヘ)直航路を利用することで、長時間移動によるコンディション低下を避けることができた。選手団全員が一緒に移動した過去とは違って、試合の日程に合わせ5回に分けて入国し、最上の競技力が発揮できるようにした。韓国選手団の関係者は、「選手村で北朝鮮の選手たちは旺盛な食欲を見せている。口に合う料理は競技力の向上につながる」と述べた。北朝鮮も仁川で「ホームアドバンテージ」を享受しているということだ。