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孫延在が世界選手権でフープ銅メダル、韓国人初のメダル

孫延在が世界選手権でフープ銅メダル、韓国人初のメダル

Posted September. 25, 2014 03:15,   

自信も手にし、審判らの心まで虜にした。「新体操の妖精」孫延在(ソン・ヨンジェ、20、延世大学)が、世界選手権で韓国人選手としては初めて、メダルを手にした。孫延在は24日(韓国時間)、トルコのイズミールで開かれた国際体操連盟(FIG)新体操世界選手権大会のフープ決戦で17.966点をマークし、ヤナ・クドゥラブチェワ(18.816点)やマルガリータ・マムーン(18.450点、以上ロシア)に続き、銅メダルを獲得した。ボール決戦では、5位に名を載せた。2つの種目の合計34.833点で、予選の中間順位6位を記録している。孫延在は、10年は個人総合32位、11年は個人総合11位、昨年は5位についた。種目別メダルも獲得できなかった。

最も大きな収穫は、自信だ。アジア大会を控えて出場した大会で、機先を制したためだ。アジア大会のライバル・中国のトンソンウェー(22)は、フープ決戦で孫延在より低い5位を記録した。ボール予選でも、43位に止まった。早川さくら(17、日本)、ジャミラ・ラフマトワ(24、ウズベキスタン)も、それぞれ25位(フープ)と16位(ボール)、30位(フープ)と18位(ボール)を記録した。

審判たちに強烈なイメージを植え付けたことも好ましい。世界選手権での審判の大半が、アジア大会でも審判として出てくるからだ。FIGはツイッターで、孫延在の演技について、「大変古典的でありながら、優雅な演技、水が流れるような仕上げが印象的だ」と評した。個人総合予選の最終順位は、24日と25日のリボンと棍棒種目競技が行われた後に決まる。24位内に入れば、個人総合決勝に進出する。