北朝鮮は19日から開かれる仁川(インチョン)アジア大会に、キム・ヨンフン体育相(長官級)を派遣すると、大会組織委側に伝えてきたと、統一部が5日明らかにした。北朝鮮は同日、板門店(パンムンジョム)の南北連絡官チャンネルを通じて、選手団273人の名簿や韓国入りの日付けの盛り込まれた通知文を送ってきた。
政府関係者は、「09年、金大中(キム・デジュン)元大統領の弔問団としてきたキム・ギナムやキム・ヤンゴン労働党書記以降、北朝鮮の高官が韓国をはじめて訪問するのだ」と話した。キム・ヨンフンが、韓国政府に別途のメッセージを伝えるかどうかに注目が集まっている。
キム・ヨンフンが5月、体育相に任命されたことが、北朝鮮メディアの報道を通じて確認された。かつては、体育担当労働党副部長だった。昨年から、金正恩(キム・ジョンウン)労働党第1書記のさまざまなスポーツ関連視察に同行して浮上した人物だ。北朝鮮は同日、通知文では、キム・ヨンフンの肩書きを、体育相の代わりに、北朝鮮オリンピック委員長に紹介した。
北朝鮮が送ってきた選手団の名簿には、キム・ヨンフンのほか、7月のアジア大会関連南北実務者会議に、首席代表として出席したソン・グァンホ北朝鮮オリンピック委員会副委員長など、委員会代表団5人が含まれている。選手団は11、16、19、22、28日、高麗(コリョ)航空の飛行機に乗って、西海(ソヘ)直行ルートから仁川航空入りする。






