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溝埋まらないセヌリ党とセウォル号遺族、野党は再び「3者協議」要求

溝埋まらないセヌリ党とセウォル号遺族、野党は再び「3者協議」要求

Posted September. 03, 2014 07:29,   

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野党の新政治民主連合は2日、与野党とセウォル号遺族らが参加する「3者協議体」の立ち上げを、与党セヌリ党に改めて促している。前日、セヌリ党とセウォル号家族対策委員会の3回目の会合が、なんら結果を出さずに終わったことをきっかけに、再び交渉の中核として参加するためだ。

金瑛錄(キム・ヨンロク)院内首席副代表はラジオで、「与野党と家族代表が3者協議体を立ち上げ、宗教界など、社会の元老たちと一緒に仲裁に乗り出す協議体で問題を解決しなければならない」と話した。朴洙賢(バク・スヒョン)スポークスマンもブリーフィングで、「今からでも、セウォル号遺族らと与野党が膝を交えて議論する3者協議体の受け入れを、改めて促す」と働きかけた。鄭義和(チョン・イファ)国会議長の仲裁で打ち切られていた与野党院内代表同士の対話チャンネルを復元し、議論を行う案も進められている。

趙正錝(チョ・ジョンシク)事務総長は、「 秋夕(チョソク=旧暦8月15日の節句)前に(セウォル号特別法を巡る)交渉は必ず妥結しなければならない」と述べた。党指導部は、政局の対立が長引けば、7.30再補欠選挙の敗北による党再建の作業に拍車をかけるのができないことを懸念している。

セヌリ党は、「3者協議体」の立ち上げに否定的な反応を見せている。しかし、李完九(イ・ワング)院内代表は、院内対策会議で、「遺族と一緒にこの問題を解決していくという考えに全く変わりはない」とし、「3日か4日、(新政治連合の)朴映宣(バク・ヨンソン)院内代表に会うつもりだ」と話した。