「韓国型のW杯準備システムが必要だ」
イ・ヨンス世宗(セジョン)大学教授(KBS解説委員)は、ブラジルW杯で惨敗した韓国サッカーについて、「少なくともW杯のときだけは、十分な練習ができる手立てを模索しなければならない」と強調した。韓国代表選手のコンディションをレベルアップできる特別な措置が必要だという指摘だ。
イ教授は、「韓国の強みは体力と組織力だが、今大会ではまともな試合もできなかった。W杯のときだけでも、プロ球団と相談して練習時間を確保して、この二つの要素を強化してこそ、最低限の競争力を確保できる」と話した。これは、洪明甫(ホン・ミョンボ)氏が監督を辞任しながら、「欧州組とKリーグの選手たちのコンディションを同時に引き上げられる方法を見つけなければならない」と話したことと脈を同じくする。ベンチを温めている欧州組と試合に出ているKリーグの選手との円満な調和が必要だという。イ教授は、「韓国はサッカー強国とは違って底辺が薄いので、少数の選手たちだけでW杯を準備しなければならない。世界最高の舞台で今大会でのような惨敗を繰り返さないためには、われわれ独自のスタイルが必要だ」と改めて強調した。
韓国は、2002年の韓日大会のとき1年6ヵ月にわたって代表チームをフース・ヒディンク監督に任せ、ベスト4入りを達成した。その後、国際Aマッチは3日前に招集、W杯は30日前に招集して練習するという国際サッカー連盟(FIFA)の規則に従った。イ教授の話は、結局FIFAランキング57位の韓国の地位を直視しなければならないという意味だ。4年に1度開かれるW杯は、全国民の関心が集まって影響が大きいだけに、これまでとは違う方法を模索して惨敗だけは避けなければならないという。今大会で番狂わせを演じたチリ(16強)とコスタリカ(8強)、コロンビア(8強)も自分たちのスタイルでW杯を準備した。
ハン・ジュンヒKBS解説委員は、「メキシコとチリ、コロンビアのように自国リーグを活性化させて競争力強化を図る必要がある」と指摘する。韓国は、欧州を含め「資金豊富な」日本や中国、中東に優秀な選手を簡単に引き抜かれる状況にある。このため、Kリーグのレベルが落ちている。Kリーグの活性化が必要な所以だ。
ヨアヒム・レーブ監督を2004年にコーチとして迎え入れ、2006年から8年間、指揮官を任せてW杯通算4度目の優勝を飾った「戦車軍団」ドイツのように、長期プロジェクトが必要だ。ドイツとアルゼンチン、オランダなど3〜5パターンのフォーメーションを使って相手を崩す世界サッカーの流れもよく読んで追いつかなければならないと指摘する声もあがっている。






