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「たまねぎの涙」を拭いてください

Posted July. 14, 2014 03:07,   

「たまねぎを無料を配ります」

17日、現代(ヒョンデ)デパートの正門前には、このような垂れ幕がかかる。デパート側が、訪問客を対象に、たまねぎを1人当たり1袋(約1.2キロ)ずつ、無料で配ることを決めたからだ。13ヵ所の現代デパートの全ての店舗(蔚山東区店は19日)で行われるこのイベントは、たまねぎの消費促進のためのキャンペーンの一つだ。現代デパートが無料で配るたまねぎの量は、なんと130トン。10万8000人あまりの客に、1.2キロずつを配られる量だ。

韓国農水産食品流通公社によると、7月現在(11日基準)、たまねぎ1キロの平均的卸売価格は440ウォンと、1ヵ月前(520ウォン)より15%、1年前(788ウォン)より44%も下落した。これを受け、流通業界や政府、地方自治体などは、さまざまなたまねぎ消費促進行事を繰り広げている。新世界(シンセゲ)デパートは、全羅南道咸平(チョンラナムド・ハムピョン)から買い入れたたまねぎ(20トン)で作った「たまねぎ汁」製品を、先月からデパートの全ての店舗で販売している。ソウル牛乳協同組合は最近、農協と一緒にたまねぎ(1.5キロ一袋)を、市場価格より1000ウォン安く販売する行事を行った。

CJ第一(チェイル)製糖は、7日から11日にかけて、たまねぎに砂糖やオリゴ糖を入れて熟成させた「取れたてのためねぎの砂糖漬け」の消費促進キャンペーンを繰り広げた。現代デパートグループ内の職員系列会社「現代グリーンフード」は、山地で購入した800トンのたまねぎを、台湾に輸出する予定だ。農林畜産食品部は、毎月27日を「全国民がたまねぎを購入する日」と定め、全国でたまねぎの直売場を開いている。たまねぎ価格の下落原因は、たまねぎ栽培面積の増加による供給量過剰のためだ。韓国農村経済研究院によると、今年、わが国のたまねぎの栽培面積は、平年(2万36ヘクタール)より、約13%伸びた2万3908ヘクタールと、史上最大の規模だ。生産量は148万7000トンと、11年以降最大だ。

韓国農村経済研究院の鞠承容(クク・スンヨン)野菜観測室長は、「現在、貯蔵庫に入らず、路肩や露地に野積みされているたまねぎが全て消費される9月以降にならないと、価格は落ち着かないだろう」と話した。