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盗難届けのセヌリ党議員のカバン、検察が書類から「収賄」の手がかり捜索

盗難届けのセヌリ党議員のカバン、検察が書類から「収賄」の手がかり捜索

Posted June. 20, 2014 04:26,   

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セヌリ党の朴商銀(パク・サンウン)議員(65)が盗難されたという「お金入りのかばん」には、現金3000万ウォンと共に朴議員の財産申告書やパスポート、西海5島予算支援事業現状、6・4地方選挙に向けた仁川(インチョン)地域予備選挙関連の会議録など、書類27点が入っていたことが、19日分かった。

仁川地検の海運不正特別捜査チーム(チーム長=ソン・インテク1次長)は、朴議員のかばんから発見された書類を分析している。特に、朴議員名義の財産申告書は不法政治資金の収賄疑惑を究明する上で、重要な手がかりになるものと見られる。検察は、朴議員が財産申告書に財産をどのように書き記したかや、偽りで書いた部分はないかなどを綿密に調べる方針だ。

朴議員の側近だったAさんは、19日、本紙との電話通話で、「朴議員が金よりは中に入っていた書類を失ったことに戸惑って警察に通報したと聞いている。政治家が金を失ったと通報すると、議論に巻き込まれるのを承知の上で通報したのは、それほど書類が重要だったのだ」と主張した。朴議員側は、「18日午後、金を除いた全ての書類を返してもらった」とし、「財産申告書は公職者財産登録をする時に使う書類で、全て公開されている内容で、疑惑とは全く関係がない」と反論した。