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朴元淳市長を訪ねた鄭夢準氏、顧問提案に「ボランティア程度で…」

朴元淳市長を訪ねた鄭夢準氏、顧問提案に「ボランティア程度で…」

Posted June. 20, 2014 04:26,   

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先日の地方選挙で朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長(58=新政治民主連合)に負けた鄭夢準(チョン・モンジュン)元国会議員(63=セヌリ党)が選挙から半月が経った19日、朴市長を訪問した。鄭氏は、前日に朴市長がソウル市庁記者団に対して「選挙直後に鄭候補に電話を入れたけど出てくれなかった」と話した翌日に、朴市長を訪ねたのだ。

鄭氏は同日午前10時25分頃、ソウル市庁6階にある市長執務室を訪ねた。朴市長は、執務室の外に出て鄭氏を迎え入れた。鄭氏が明るい顔で「おめでとうございます」と話しかけると、朴市長は「ありがとうございます」と答えて握手を交わした。

鄭氏は、電話に出なかったことについて、「電話を頂いたのですが、正直、自分は名前が表示されない電話にはあまり出ていません。これからは簡単メッセージを送って頂けると、すぐ折り返します」と話した。これに対して朴市長は「ホットラインを作りましょう」と提案。

10分あまりにわたる面談で、朴市長は鄭氏に突然「ソウル市の顧問を引き受けて欲しい」と持ちかけた。これに対して鄭氏は、「ソウル市が大韓民国で一番重要な都市なわけだから、うまくやってくれると思っています。市民の一人としてお願いしたく参りました」と話した。

すると朴市長は、「多くの公約を発表されたし、お言葉を聞きたい。顧問に迎えたい」と再三懇願したが、鄭氏は確答を避けた。朴市長が「顧問を引き受けてくれるのですね」と改め念を押すしたが、鄭氏は「顧問ではなく、ボランティア程度で…」と言葉を濁した。

面談が行われる間、朴市長は鄭氏を「鄭顧問」と呼んだが、鄭氏は「顧問は、言葉のニュアンスがあまりにも年の差を感じさせる。自分が年上だから、『政治先輩』ぐらいでどうだろうか」と言った。すると朴市長はすかさず「鄭先輩」と呼び始めた。