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「分断が招いたユニークな建築を示したい」

「分断が招いたユニークな建築を示したい」

Posted May. 20, 2014 03:02,   

「韓半島の分断状況によって現れたユニークな建築的現象を示す破片を集め、開きたいと思います」

来月7日から11月23日にかけて、イタリアのベネチアで開かれる第14回建築ビエンナーレ韓国館コミッショナーのチョ・ミンソク・マススターディー代表(48、写真)。19日午前、ソウル大学路(テハクロ)のアルコ美術館で行われた記者懇談会で、チョ代表は、「北朝鮮との共同展示のため、企画過程で何度もさまざまなルートを通じて、北朝鮮側と接触し意思を打診したが、成功できなかった」と残念がった。

今回の韓国館の展示タイトルは、「韓半島の烏瞰図」。「烏瞰図」とは、1934年に新聞に連載された難解な内容や形式で議論を呼んだ李箱(イ・サン)の詩だ。チョ代表は、「李箱の詩がそうだったように、普遍的かつ一元的な見方では、分断状態の韓半島の建築を理解するのが難しい」と説明した。

韓国館の展示は、「暮らしの建て直し」、「記念物の国」(Monumental State)」、「境界(Borders)、「ユートピア的旅行」の4つの小さなテーマに分けられている。国内外の建築家や文人、画家、写真家、映画監督、キューレーター、デザイナー、ビデオアーティストらが一緒に作った29チームの作業を集めた。北朝鮮建築の糸口を示すイタリア写真家・アレサンドロ・ベルジョジョソ、スペイン出身の都市環境専門家のマルク・ブロサ、日本建築写真家の村井修など、15の海外チームが参加した。

今年のビエンナーレのテーマは、「基本要因(fundamentals)」。総監督を引き受けているオランダ建築家のレム・コールハスは、初めて65の国家館展示のテーマを、「近代性の吸収:1914〜2014」で統一してほしいと要請した。本展示も同様に、個別建築家の文節的戦いをやめ、「建築の要素」という一貫したテーマの下、ドアや階段、天井などの要素を一つずつ集中的に分析する行事で行われる。チョ代表は9月初頭、日本館コミッショナーのオオタ・カヨコと一緒に、屋根をテーマにしたシンポジウムを行う予定だ。