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北朝鮮製スマホ「アリラン」は中国製コピーか

北朝鮮製スマホ「アリラン」は中国製コピーか

Posted April. 08, 2014 04:04,   

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北朝鮮が自国で製作したと紹介した「アリラン・スマートフォン」が、中国の格安ブランドのいわゆる「偽物モデル」であることが分かった。

7日、情報技術(IT)専門メディアのフォン・アレナなどによると、北朝鮮の「アリランAS1201」モデルは、中国の格安スマートフォンブランドのユニスコープの「U1201」のコピーであることが分かった。ユニスコープU1201は、中国北京で約100ドル(約10万5000ウォン)で販売される格安スマートフォンで、グーグル・アンドロイド運営体系(OS)を使用する。また、3世代(3G)ネットワーク携帯電話で、4GB拡張メモリーと768MBラム、4.1〜4.9インチ大の画面、8メガピクセルの後面カメラを搭載する。

昨年8月、北朝鮮官営の朝鮮中央通信は、金正恩(キム・ジョンウン)労働党第1秘書が3ヵ月前、電子商品の工場を訪問した事実を伝え、この工場で「アリラン」という新しい携帯電話を作ったと報道した。しかし、IT媒体はアリランスマートフォンがユニスコープ社の商品と仕様が似ているか、さらに低いレベルだと評した。中国で生産した商品を北朝鮮へ輸入してブランドを変え、一部のソフトウェアなどを組み込んでパッケージングした可能性が高い。

北朝鮮唯一の通信事業者の「高麗(コリョ)リンク」によると、北朝鮮内の携帯電話加入者は200万人を越えた。しかし、企業人の大部分が2台以上使用するため、実際の使用者数はずっと少ないものと見られる。