政府が、北朝鮮が受け入れた離散家族再会を来月中旬に開くことを北朝鮮に提案する考えであることが分かった。来月17〜23日頃が最も有力だ。
政府関係者は26日、「内部でこのような方向で話し合われた」と明らかにした。統一部は、北朝鮮が離散家族再会を突然受け入れた24日夜、対策会議を開いて具体的な時期について話し合った。政府は27日、南北板門店(パンムンジョム)連絡官を通じて北朝鮮に離散家族再会の時期と規模などを話し合う南北間協議を提案する予定だ。
●政府「再会の時期は早いほどいい」
政府が来月17〜23日を離散家族再会の時期と考えるのは、来月下旬から韓米連合軍事演習「キーリゾルブ」が始まるためだ。北朝鮮は今年、平和攻勢をしかけ、キーリゾルブとトクスリ演習など韓米連合軍事演習の中止を主張してきた。キーリゾルブが始まれば、北朝鮮がこれを口実に離散家族の再会に同意しない可能性があり、演習前に実施しなければならないということだ。
政府は、「再会は1日でも早ければ早いほどいい」と考えている。離散家族再会の対象者のほとんどが80才以上の高齢だからだ。金剛山(クムガンサン)離散家族再会所の点検と再会者名簿の再確認など準備のために少なくとも2〜3週間かかるという現実的な問題もある。
北朝鮮が、金日成(キム・イルソン)主席の誕生日に続き2番目に大きな名節である金正日(キム・ジョンイル)総書記の誕生日(2月16日)を「光明星節」と呼び、大々的な祝賀行事を準備していることも考慮された。北朝鮮が24日に離散家族再会を受け入れ、「暖かくなってから」という前提をつけながらも、「南側の都合のいいように進めていい」と明らかにしたため、韓国政府は北朝鮮が2月中旬の開催案を拒否する可能性は低いと判断した模様だ。しかし、離散家族再会が実現するまで緊張を緩めてはならないという慎重論も少なくない。
●朴大統領「北朝鮮の苦しみを解決する方法は統一」
朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は25日、米共和党のマルコ・ルビオ上院議員に会った席で、「張成沢(チャン・ソンテク)氏の処刑のようなケースを見ると、北朝鮮はますます予測不可能な国になっている」とし、北朝鮮の真摯な行動を重ねて求めた。朴大統領は、「北朝鮮が最近、突然融和的な宣伝攻勢をしかけているが、過去の経験から見れば、常に融和的な宣伝攻勢をしかけた後に挑発をしたり言葉と行動が反対になるケースがあった。もはや言葉よりも行動で証明しなければならない」と述べた。そして、「北朝鮮が心から韓半島の平和を望むなら、何よりも韓半島の平和に最大の障害である核問題を解決しなければならない」と強調した。
朴大統領は、「北朝鮮住民の苦痛を解決する最も根本的な方法は統一だ」とし、「統一は韓半島の平和だけでなく世界平和と共同繁栄に貢献することになる」と述べた。
また、「日本が前向きに慰安婦問題などに対して責任を認める態度を示さなければならない」とし、「ドイツがもし『私たちは間違っていない。そんなこともあり得る』と言ったなら、欧州の統合が可能だっただろうか」と強調した。
ルビオ議員は上院外交委員会東アジア太平洋小委の幹事で、次期共和党大統領候補の1人とされている。






