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河回・良洞村は世界文化遺産の最高のモデル、ユネスコが選定

河回・良洞村は世界文化遺産の最高のモデル、ユネスコが選定

Posted November. 08, 2013 03:26,   

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韓国の世界遺産である河回(ハフェ)村や良洞(ヤンドン)村が、ユネスコが世界文化遺産条約宣言40周年を迎え「最高のモデル遺産(The Best Model Case)」に選ばれた。

ユネスコ韓国委員会は7日、「フランス・パリのユネスコ本部が最近、世界遺産の重要精神である『持続可能は発展』を最もうまく具現した26件の事例の一つとして、『韓国の歴史村—河回と良洞』を選んだ」と明らかにした。

韓国委員会は、ユネスコが選んだ26件のモデル事例を集めた手引き書「世界遺産、人類のための恩恵」の韓国語版を同日発行した。慶北安東市(キョンブク・アンドンシ)や慶洲市(キョンジュシ)良洞村は、14〜15世紀に作られた韓国の代表的氏族村。10年の登録当時も、「文化的伝統、または文明の独歩的証拠として、芸術性が盛り込まれた祭りや行事がよく保存されている」という評価を受けた。ユネスコのイリナ・ボコヴァ事務局長は、「世界遺産の保存や開発というニーズを共に満たすため、人間と遺産がどのように調和を成すべきかをよく示す事例だ」と褒め称えた。

最高のモデル遺産の選定は、ユネスコが1972年に宣言した「世界遺産及び支援遺産保護条約」が昨年、40周年を迎え、世界160ヵ国あまりに散らばっている981点の世界遺産全体を対象に行われた。特に、ユネスコに加盟した全てのメンバー国やユネスコ参加の世界専門家集団の学者や関係者らの意見をまとめて反映した結果だということで、より意義深い。

ユネスコ韓国委員会の閔東石(ミン・ドンソク)事務総長は、「河回と良洞は、地域や中央政府と住民の協力の下、無形的価値まで統合的に伝承したモデル事例と認められた」とし、「大変誇らしいことだ」と話した。