Go to contents

「北朝鮮が経済自律性を拡大」 統一部当局者が「流れは事実」と確認

「北朝鮮が経済自律性を拡大」 統一部当局者が「流れは事実」と確認

Posted October. 02, 2013 03:05,   

한국어

北朝鮮が工場と企業所を中心に市場経済システムの導入を推進しているとした本紙の報道に対し、政府は「北朝鮮の経済自律性を拡大する大きな流れは事実である」と明らかにした。政府当局者や専門家は、金正恩(キム・ジョンウン)体制で相次いでいる北朝鮮の経済分野の改革の動きを見極めつつ、今後も続ける可能性や成果の有無を分析している。

統一部の当局者は1日、「北朝鮮が、02年7・1経済管理改善措置を皮切りに工場や企業所、農場などの自律性を拡大する措置を持続的に取ってきたと評価している」とし、「関連状況を見極めている」と話した。同当局者は、ただ時期については「来年1月からそのような試みを本格化するためには、これから内部システムと政策調整が行われるべきだが、現在としてはそのような動きが把握されていない」と説明した。しかし別の当局者は、「北朝鮮が今頃(価格決定、経営と雇用の自律化などの)措置を取る公算がある」と話した。

北朝鮮大学院大学のヤン・ムンス教授は、「北朝鮮が昨年、農業分野で6・28経済管理改善措置を試みたことに続き、今年、工場と企業所を中心に自律性を拡大する一連の流れを見せている」と話した。さらに、「今年に北朝鮮で豊作が見込まれているのは、昨年6・28措置の成果と解釈できるという点で注目に値する結果だ」と分析した。