秋夕(チュソク、陰暦8月15日)を迎え、ソウルを離れる人々ほど、残る人も多い。最近では故郷がソウルである人も多い。ソウル都心で伝統民俗遊びを体験し、家族と共に無料文化公演を楽しんで見るのはどうだろうか。
秋夕の連休の間、南山(ナムサン)公園など10ヵ所のソウルの公園と南山谷韓屋村(ナムサンゴル・ハンオクマウル)、ソウル歴史博物館などを訪れれば、1日中、大型のユンノリ、こま回し、けり遊び、投壷(とうこ、矢をつぼの中なかに投げ入いれる遊び)、フープ、板跳びなど、民俗遊びを体験できる。
南山谷韓屋村では18〜20日、打楽、風物、マダン劇、カンガンスレなどの伝統公演をはじめ、松餅(ソンピョン)づくり、餅つきなど、様々な体験イベントが行なわれる。18、19日には、祭壇づくりの仕方や祭祀の方法も教える。旧来の風習を再現する体験や、民俗遊びの体験も行なわれる。問い合わせはホームページ(hanokmaeul.seoul.go.kr)、または管理事務所(02−2266−6923〜4)。
雲峴宮(ウンヒョングン)でも18〜20日、祭壇の解説、チェギや福袋作り、板跳び、投壷、ユンノリなどの民俗遊びプログラムが行なわれる。21日には、約150年前、「高宗(コジョン)明聖后(ミョンソンフ)嘉礼」も行われる。案内はホームページ(unhyeongung.or.kr)や管理事所(02−766−9090)。
子ども大公園では、18〜22日午前10時から午後5時まで、開かれた舞台と想像の広場の前で、投壷、ユンノリ、チェギ蹴り、こま回しなどの伝統民俗遊びや、きぬた打ち、ひき臼、踏み臼、石臼など、伝統民俗生活用品を体験できる。21日午後3時からは、民謡メドレー、ナンタ、京畿(キョンギ)民謡など、伝統公演を無料で観覧できる。ソウル動物園でも、18〜22日、秋夕を迎え、伝統民俗遊び体験プログラムと共にアフリカ民俗文化街公演、秋音楽会など多彩な行事が開かれる。
涼しい秋風と共に、文化公演を無料で楽しむこともできる。世宗(セジョン)文化会館は、野外中央階段で19日に若い風物ピエロ「夢見るサンデ」、20日フュージョン打楽グループ「ソウルの打楽公演」21日、若いアコースティック・バンド「カン・ペクス・バンド」、「ヨーヨー現象」などの公演を用意している。






