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息子の結婚費用負担、娘の3倍以上

Posted August. 16, 2013 03:44,   

結婚するとき、新郎側が新婦側より多くの費用を負担しているという調査結果が出た。

15日、韓国保健社会研究院の「2012年全国結婚及び出産動向調査」によると、平均結婚費用は女性が2883万3000ウォンで、男性は9588万1000ウォンに上った。20〜44歳の既婚女性がいる世帯のうち、この1年間で家族構成員が結婚したと回答した418人を対象にアンケート調査を行った結果だ。

結婚費用のうち、当事者が自力で用意したのは男性が46.3%で、女性は50.3%でいずれも全体費用の約半分に過ぎなかった。息子を結婚するときは4443万2000ウォン、娘が結婚するときは1450万7000ウォンを親をはじめ家族が負担していることを意味する。

男性が女性より多くの資金を負担しているのは、新居を新郎が用意する慣行が定着しているためと解釈される。実際、新郎側が最も負担に思っている項目を調べた結果、「新居費用」が75%で最も多かった。2番目の結婚式費用は5.8%に過ぎなかった。

反面、新婦側は結婚する際、最も負担に思う項目として「新居の家裁道具」と答えた人の割合が41.6%で最も多かった。新郎側が新婦側に贈る進物(14.7%)、新居費用(11.6%)、結婚式費用(7.2%)がそれに続いた。

結婚費用は、新郎新婦の年齢が高いほど、教育水準が高いほど多く使っていることが浮き彫りになった。新郎新婦の年齢が20〜24歳の場合、平均結婚費用は1856万5000ウォンだが、25〜29歳は3447万1000ウォン、30〜34歳は6536万6000ウォン、35〜39歳は7182万7000ウォンだった。結婚するときの新郎新婦の最終学歴が中卒以下なら平均1486万1000ウォンを結婚費用として使った。高卒なら2859万7000ウォン、大卒なら5206万7000ウォンを使った。

結婚費用は、年々急騰する傾向にある。結婚年度が2010年の回答者の平均結婚費用は3741万6000ウォンだったが、2011年は4453万7000ウォン、昨年は7058万4000ウォンへと上昇した。

同研究院の研究者らは、「新居住宅費用と新居の家裁道具を縮小するための政策的な努力と国民的な努力が並行して行わなければならない。所得階層を問わず新婚夫婦を対象にした住居支援の政策も強化するべきだ」と指摘した。