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大統領職引継ぎ委、中小企業関連94件の規制を改善

大統領職引継ぎ委、中小企業関連94件の規制を改善

Posted February. 20, 2013 08:34,   

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「ありがとうございます。本当にありがとうございます。諦めかけていたのに…」

ソウル江西区発散洞(カンソグ・バルサンドン)でネイルショップを運営するチャ・ジョングィさん(47、女)は19日、震える声で何度も感謝の言葉を発した。大統領職引継ぎ委員会は同日、ソウル永登浦区汝矣島洞(ヨンドォンポグ・ヨイドドン)の中小企業中央会館で開かれた「中小企業の爪の下のトゲ、ヒーリングキャンプ」で94件の規制を改善すると発表した。この中でチャさんが申し立てた「爪のケアにどうしてヘアデザイナーの資格証が要るのですか」という内容が含まれたためだ。

チャさんは会場に入ってからも自分の申し立てが一気に解決するとは期待していなかった。しかし、テーブルに置かれた冊子の「主要改善内容」の初めに「美容業細部業種整理」という文句を見て感激の涙を流した。

現在、チャさんのようなネイルショップ従事者らは美容師の資格証がないと、取締りの対象になる。09年改正された公衆衛生管理法施行令によると、手と足の爪を手入れすることもカットや染色、パーマのような「美容」に分類されているためだ。

本紙にこの問題を提起したイ・サンジョンさん(36)も、「東亜(トンア)日報の報道の後、たくさんの方が関心を持ってくださったおかげで、解決の糸口をつかんだようだ。これからはネイル業種の従事者が堂々と仕事できる」と言って、大きく喜んだ。ソウル江西区トゥンチョンドンでネイルショップを運営する同氏は、いい腕をしているのに、美容師の資格がなくて仕事をやめさせられる従業員を数多く見てきた。

チャさんらは、同じ仕事をする知り合いから「いつまで美容師の資格証がないという理由だけで、我々が取締りを心配しなければならないのか」という文句を聞くたびに心が痛かった。



kyu@donga.com