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大統領秘書室長に親朴系の許泰烈氏

Posted February. 19, 2013 03:11,   

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朴槿恵(パク・グンヘ)次期大統領は18日、新政府の初代大統領秘書室長に元セヌリ党議員の許泰烈(ホ・テヨル)氏を内定した。また、国政課題を総括する国政企画首席秘書官には庾敏鳳(ユ・ミンボン)成均館(ソンギュングァン)大学教授が、民情首席秘書官には郭尚道(クァク・サンド)元大邱(テグ)地検西部支庁長が、広報首席秘書官には李南基(イ・ナムギ)元SBSメディアホルディングス社長がそれぞれ内定した。

内務官僚出身の許氏は、釜山(プサン)北—江西(カンソ)乙選挙区で16〜18代国会議員を務めた。朴正煕(パク・チョンヒ)政権下の1974年に大統領秘書室入りし、全斗煥(チョン・ドゥファン)政権下の1985年までの11年間を大統領府で働いた親朴(朴槿惠氏系)の「長兄」格の人物だ。許氏は新設される人事委員会の委員長として相当な権限を行使するものと見られる。大統領府は許秘書室長(68)—金章洙(キム・ジャンス)国家安保室長—朴興烈(パク・フンリョル)警護室長(64)の3室長体制の陣容を整えた。

庾氏は大統領職引継ぎ委員会の総括幹事を務め、政府組織の再編や国政課題の選定、公約ロードマップを主導し、早くから国政企画首席の最有力候補にあげられていた。郭氏も朴次期大統領のシンクタンクである国家未来研究院の創立発起人であり引継ぎ委の政務分科専門委員として活動した。東洋放送PD出身の李内定者は、芸能と報道部門をあまねく経験した正統放送人で、大統領選当時、朴次期大統領のテレビ討論の準備を助けた。

同日発表された秘書室長と首席4人はいずれも成均館大学出身で、特定大学に偏りすぎたのではないかという指摘が出た。政府首席秘書官ら残りの首席秘書官6人は20日ごろ発表される。



egija@donga.com