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朴槿恵氏、中国に特使団派遣

Posted January. 22, 2013 07:18,   

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昨年の大統領選でセヌリ党の総括本部長を務めた金武星(キム・ムソン)氏を団長とする朴槿恵(パク・クンヘ)次期大統領の初の海外特使団が21日、中国北京の訪問を皮切りに3泊4日の日程をスタートさせた。金元本部長をはじめ沈允肇(シム・ユンジョ)、趙源震(チョ・ウォンジン)セヌリ党議員、ハン・ソクヒ延世(ヨンセ)大学教授の4人から成る特使団は同日午前、大韓航空KE2851便で西首都空港に到着した後、初日に楊潔篪外交部長と会談した

金元本部長は空港で行われた記者会見で、「朴次期大統領は全てにおいて信頼が最も重要だと強調した。今回中国との信頼を築くためにここに来た」と話した。同氏は、「李明博(イ・ミョンバク)政府ではやや疎遠になった韓中関係の復元に訪中の焦点が合わせられているか」という質問に対し、「復元という言葉は合わない。より良い関係へと向上させるための交流だと考えてもらいたい」と話した。また、朴次期大統領が中国の初の特使派遣地として選択した背景については、「米国と中国のどちらがより重要かと言うのは難しい。中国は韓国と最も近く、往来が多い国だ」と答えた。

金元本部長は対北朝鮮メッセージと関連し、「政府と国民は皆南北関係が改善されなければならないと考えているのではないか。対話が必要だ。しかし、国民感情というものがあるので、踏まえなければならない過程がある」と説明した。

これに先立って朴次期大統領は18日特使団と会い、「北朝鮮が正しい選択をして変化していくためには、中国が重要な役割を担っているという点を指導部によく説明してもらいたい」と注文をつけた。

特使団は23日午後、人民大会堂で習近平共産党総書記を表敬訪問し、朴次期大統領の親書を伝える。また、陳志立全国人民代表大会副委員長、戴秉国外交担当国務委員、王家瑞党対外連絡部長、張志軍外交部商務副部長らと会談し、中韓関係の発展や北朝鮮核問題など、対北朝鮮政策協力案に対する意見を交換する予定だ。

08年1月、朴次期大統領が李明博当時次期大統領の特使資格で中国を訪問した時は、3泊4日の間ずっと釣魚臺国賓館に滞在したが、今度の特使団は21日の1日のみ釣魚臺に泊まり、残りは一般ホテルに泊まる。



koh@donga.com