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就職活動手伝うアプリ・カレンダー登場…妊娠管理、勤務交代もアプリで

就職活動手伝うアプリ・カレンダー登場…妊娠管理、勤務交代もアプリで

Posted December. 03, 2012 08:58,   

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就業情報専門サイトのインクルートが8月にリリースしたアプリケーション「公開採用カレンダー」は、最初の予想を上回る5万人がダウンロードした。同カレンダーは、各企業の公開採用日程を分かりやすく整理したアプリ。企業の公開採用日程が自動的に更新され、選考日程を忘れないように知らせてくれるアラム機能も搭載されている。インクルートの関係者は「就職難のため一人の就職活動者が複数の企業を志望しているので、日程を効率よく管理したいと思う求職者が多いようだ」と話した。

景気低迷で企業がカレンダーの製作量を減らしているため一般のカレンダー市場が落ち込んでいる中、「機能性カレンダー」が新たに登場している。スマートフォンが普及してから、アプリの形をしたモバイルカレンダーが特に増えた。ユーザー適合型の情報を集めて日程を管理してくれるマネージャー型のカレンダーである。

●スマートなカレンダーの使い方あれこれ

1年前に結婚した大企業社員のユン某さん(38・女)は、アプリ「ウーマンログ」でスケジュールを管理している。プロアクティブアプリという会社が開発した同アプリは、月経サイクルや排卵、受精可能日などを教えてくれ、妊娠後は週別の妊娠情報を案内してくれる。ユンさんは、「結婚が遅れているうえ、仕事が忙しくて排卵日も忘れることが多い。このアプリをカレンダーと妊娠マネージャーとして使っている」と話した。

業務密着型のアプリも登場。現代(ヒョンデ)製鉄の社員が開発した「交代カレンダー」は、最初は現代製鉄と現代ハイスコなど系列企業の作業交代日程を知らせるカレンダーだった。ところが、他企業からも適合型のカレンダーを作って欲しいとの要望が寄せられ、今はGSカルテックスとLG化学、三星(サムスン)電子、錦湖(クムホ)タイヤ、現代重工業など133社の勤務交代日程を反映している。

SKグループは、既存のアナログカレンダーに加えてスマートフォンアプリのカレンダーを追加製作する予定だ。JW中外(チュンウェ)製薬は、一般カレンダーにQRコードを挿入し、スマートフォンで読み取れば会社のPR映像が流れるようにした。オープンマーケットのオークションの人気製品「プチ・シュー・ダイエットダイアリ」もQRコードを使って「今日のダイエットミッション」を紹介するよう製作した。

●スマートワークとシングル族が変えた風景

年平均1億部程度と推定されているアナログカレンダー市場でも、いち早く生活パターンの変化に対応した製品が人気を集めている。

ロッテデパートは、全社員を対象にしたアンケート結果を参考に、ダイアリ型の卓上カレンダーを追加することにした。机の上に置くことには変わりないが、メモができるスペースを大きくし携帯し易くした。

ダイアリ兼用の卓上カレンダーの新製品も増えた。文具店「ホット・トラックス」が今年公開した新製品のカレンダーの中で、同タイプのものは前年比20%ほど増加した。

1人世帯の増加と小型住宅を好むトレンドなど人口統計学的な要素もカレンダーのデザインに少なくない影響を与えているものと分析された。住宅が小さくなり、家具や小物の大きさも小型化する傾向にあるからだ。ホット・トラックス・マーケティングチーム長のチョ・ウンヨンさんは「空間の効率性が高いミニカレンダーや壁に掛ける大型のステッカタイプのカレンダーが人気を集めている」と話した。



bright@donga.com