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ソーシャル・コマースの「クーパン」、安価な牛カルビを「最上級」と偽り販売

ソーシャル・コマースの「クーパン」、安価な牛カルビを「最上級」と偽り販売

Posted November. 15, 2012 08:47,   

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安価な外国産牛カルビを最上級と偽って広告したソーシャル・コマース会社が当局に摘発された。公正取引委員会(公取委)は脂身が多く固い42ヵ月齢の豪州産カルビを「最上級(特S級)」として広告したソーシャル・コマース会社クーパンに対して是正命令をし、過料800万ウォンを科したと、14日発表した。

公取委によると、クーパンは昨年8月22〜24日の3日間、インターネットモールを通じて「特S級豪州クリーン牛カルビセット」「柔らか肉質の最上級牛カルビ」などと広告して、豪州産牛カルビ1億1700万ウォン分を販売した。

しかし、公取委の調査結果、クーパンが売った牛肉は、豪州の牛肉等級の中で9番目に当たる42ヵ月齢であることが分かった。公取委の関係者は、「豪州の牛肉等級に『特S級』は存在しない」とし、「低い等級の牛肉を高い等級であるかのように広告して消費者を惑わせたケース」と話した。

このような詐欺販売に消費者の不満もエスカレートしている。ある消費者は、「クーパンの広告を信じて、両親と義理の両親にプレゼントしたら、『こんなに固い肉は初めてだ』と全て捨てられた」とし、「固すぎて食べられないというのが共通した反応だ」と話した。クーパンは5月にも登山用リュックサックを虚偽広告して警告を受けている。

クーパン側は、「豪州の牛肉等級についてよく知らなかったため犯したミスだ」と釈明し、「払い戻しの要求があったお客様にはそのように対応し、このような事が再発しないようにする」と話した。

公取委は年末年始を控えてインターネット・ショッピング・モールとソーシャル・コマース企業の虚偽広告が増えると見て、取締りを強化する方針だ。



jmpark@donga.com