自己ワーストでマスターズを終えたウッズ、「残りのメジャー３試合にも出たい」

（９）ウッズ「残りのメジャー３試合にも出たい」

「ゴルフ皇帝」タイガー・ウッズ（４９・米国、写真）は先月開かれた米男子ツアー（ＰＧＡ）の今シーズンメジャー初戦のマスターズ・トーナメントで大会史上最多となる２４回連続の予選通過を記録した。しかし、３日目と４日目に最悪のプレーをし、予選通過した６０人のうち最下位で大会を終えた。ウッズが記録した１６オーバー３０４は、自身のワーストスコアだった。

しかし、ウッズはこれに屈せず、今年に残った３つのメジャー戦に全て出場したい気持ちをを示した。

ウッズは２日、米ＮＢＣのトーク番組「トゥデイ」に出演し、「今月を含め３ヵ月以内に３つの大会が残っている。マスターズが終わってから体調を崩したが、残り３大会すべてに出場できるだろう」と話した。今月１６日から全米プロゴルフ選手権が開かれ、６月１３日からは全米オープン、そして７月１８日から全英オープンが予定されている。

ウッズはメジャー戦優勝への熱望も隠さなかった。ＰＧＡツアー通算最多タイの８２勝を上げており、メジャー大会では１５度優勝した。直近のメジャー優勝は２０１９年マスターズだった。

長年のスポンサーだったナイキと決別した後、新しいアパレルブランド「サンデーレッド（Sun Day Red）」を立ち上げたウッズは、「（１５回のメジャー優勝を意味する）１５の縞模様を通じて、サンデーレッドのロゴである虎の形を作った」とし、「私の目標はロゴを壊すことだ。メジャー大会で優勝し、引き続きロゴの縞模様を増やしていきたい」と話した。メジャー戦最多優勝記録はジャック・ニクラウス（８４、米国）の１８勝だ。


李憲宰 uni@donga.com