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多情も病

Posted May. 17, 2024 08:46,   

Updated May. 17, 2024 08:46

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春が終わると花も散るが、残念なことはない。フットサルが開かれ、ツバメが飛び、青い川が村を包み込む。柳の枝がなくなっても、世の中にあふれるのは香りのよい草、いたるところに活気が満ちているので、消えゆく春に未練はない。遠出の道であれ、ちょっと飲みに来た道であれ、自然風景に酔いしれた通行人の足取りは軽やかだ。そのとき聞こえてくる女性の笑い声、心がときめく。故郷に残された女を思い出したからか、いつも心に留めている女性の聞き覚えのある笑い声だからか。しかし、通行人の楽しい想像をよそに、その音は次第に遠ざかっていく。苦悩に沈む通行人、彼は多情が孤独な病であることを知っているのだろうか。

「空はどこまでも続く」というよく引用される名言。どんな逆境でもチャンスと希望はあるという楽観的なメッセージとして使われる。「世の中に女(男)がお前しかいないわけではない」という荒っぽい表現の代用としてもよく使われる。「蝶戀花」は曲調名。