今後4年間、超大国の米国の第45代大統領を選ぶ選挙が6日、米全土で実施された。初の黒人大統領の再選か、最初のモルモン教徒大統領の誕生かを決める歴史的投票は、上院議員の3分の1の33人と下院議員435人全員を選ぶ総選挙と同時に行われた。
同日の投票は同日0時、(米東部時刻、韓国時間午後2時)に始まり、時差別に西部地域のアラスカから翌日午前1時(韓国時間7日午後3時)に終わる。
1960年から慣例的に最も早く投票を終えるニューハンプシャー州ディクスビルノッチでは10人の有権者が投票して、バラック・オバマ大統領とミット・ロムニー共和党候補が5票ずつ得て引き分けとなった。民主党員2人、共和党員3人、無党派5人が投票した結果だった。4年前、オバマ大統領はここで15票を得て、6票を得たジョン・マケイン候補を制した。
選挙前日の5日発表された6つの世論調査で、オバマ大統領とロムニー候補はそれぞれ2つで優勢を見せた。残りの2つでは支持率が一緒だった。しかし、勝負を分ける選挙人団確保数と「スイング・ステート」でオバマ大統領の優勢が続いていることから、オバマ大統領のぎりぎりの勝利が予想されている。
全国得票率ではロムニー候補が勝ち、選挙人団確保でオバマ大統領が勝利する可能性と共に開票が遅れて訴訟に飛び火する懸念も提起されている。
それぞれ「前へ(Forward)」と「さらに良い未来(A Better Future)」をキャッチフレーズに掲げて、し烈な競争を繰り広げてきたオバマ大統領とロムニー候補は、投票日まで遊説を行って支持を訴えた。5日の最終演説ではそれぞれ自分の勝利を確信した。
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