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[オピニオン]朴候補の女性性

Posted November. 02, 2012 08:10,   

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英国の女王エリザベス1世のように生涯独身だったスウェーデン女王クリスティナは、女性だが生涯男性の精神で生きたことを神に感謝した。彼女は、「私が女より男を好むのは、彼らが男であるためでなく、女ではないためだ」と言った。歴史的に女性性は賛美よりも卑下の対象だった。近代フランスでサロン文化を導いたスタール夫人は「男に生まれなかったという事実を喜びます。もし男に生まれたら、女と結婚することになっただろうから」と言った。

◆女性性(femininity)は、女性としての「特質または自我認識」を意味する。ソフトで平和的な物腰、水平的な思考、関係指向的リーダーシップ、疎通と和合の能力が女性的特質として挙げられ、出産と育児を担うという点では母性的観点を含む。男性性といえば、攻撃的、積極的態度、垂直的思考、目標指向的リーダーシップ、強い推進力が挙げられる。両者の特質はどちらが優位であるとは言えず、すべて必要な品性だが、これまでは男性指導者が主流であった。

◆3W(Woman、World、Web)時代という言葉が現れるほど、女性性に対する再評価が起こっている。政治リーダーシップも例外でなく、多くの女性指導者が輩出されている。欧州は、豪腕のドイツのメルケル首相、世界の外交を掌握するクリントン米国務長官、パルチザン出身のジルマ・ルセフ・ブラジル大統領…。ほとんどの女性指導者は女性性のために選ばれたのではない。英国のサッチャー元首相は「保守党唯一の男性」と呼ばれた。イスラエルの初代首相だったゴルダ・メイアは、フェミニストに向かって「ブラジャーを燃やす間抜けども」と嫌悪感を露にした。

◆女性性は指導者の重要な品性になることもある。女性的な指導者は、育児や教育など女性の主な関心事に良い政策を引き出すことができ、疎通にも強みを持つ。女性性は、女性の専有物ではない。男性も女性性を持つことができる。李在五(イ・ジェオ)議員が「女性大統領は時期尚早」と言ったのは、安全保障の脆弱性を念頭に置いたのだろうが、サッチャー元首相を見ても時代錯誤の発言だ。野党がセヌリ党の朴槿恵(パク・クンヘ)候補を「女性性がない」と攻撃した。文在寅(ムン・ジェイン)候補が、「大韓民国の男」というスローガンを掲げ、女性の反対で取り下げたばかりである。

鄭星姫(チョン・ソンヒ)論説委員 shchung@donga.com