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特別検察官、今週中に李大統領長男を調べる方針

特別検察官、今週中に李大統領長男を調べる方針

Posted October. 22, 2012 03:21,   

李明博(イ・ミョンバク)大統領の内谷洞(ネゴクドン)私邸敷地購入疑惑を捜査中の李光範(イ・グァンボム)特別検察官(特検)チームが今週、李大統領の息子のシヒョン氏(34)を検察庁に呼んで調べる方針の模様だ。特検は、李大統領の長兄の李相殷(イ・サンウン)ダス会長(79)も、24日に中国から帰国する次第、検察庁に呼んで調べる予定だ。

特検は、私邸敷地購入資金の出所に関連し「伯父の李会長に借用証を書いて6億ウォンを借りて現金で持ってきて、大統領府官邸の押し入れに保管した」というシヒョン氏の供述について、多角的に事実関係を確認している。特検は、6億ウォンが李会長から出たものでない可能性が高いと見て捜査中だ。李会長のお金なら口座へ振り込まず、わざわざ現金で持ってきて大統領府に保管するのはおかしいという疑いから出発したのだ。

派遣検事や特別捜査員ら3人は同日、ソウル拘置所に収監されている元大統領総務秘書官室主任行政官のキム・セウク被告(58=拘束起訴)を面談し、用地購入資金執行当時の状況を集中的に追及した。キム被告は、キム・チャンギョン未来(ミレ)貯蓄銀行会長から1億2000万ウォン相当の金塊2つをもらった容疑などで、今年8月に拘束起訴されて裁判を受けている。私邸敷地売買代金や送金、税金納付は、当時大統領府官邸の管理を総括していたキム被告が担当していた。

特検はまた、ダスなど関連口座への追跡作業に集中しながら、24日に帰国する李会長を迅速に呼んで調べる方針だ。21日に出頭要請を通告したが、健康上の理由で出頭を見送っていた李会長夫人のパク某氏に対しても出席の日付を調整中だ。シヒョン氏の伯母のパク氏は現金6億ウォンを直接手渡したとされる。



jks@donga.com