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中朝、平壌−新義州間の高速道路建設を協議

中朝、平壌−新義州間の高速道路建設を協議

Posted August. 17, 2012 07:55,   

ここ数年間、数々の噂が飛び交っていた北朝鮮の平壌(ピョンヤン)と新義州を結ぶ道路建設が一気に現実味を帯びてきた模様だ。中国を訪問している張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長一行は中国側と主要経済協力課題として道路建設問題を論議したという。

17日、北京の複数の消息筋によると、北朝鮮は約230キロに上る平壌−新義州間の老朽化した道路の改良や現代式道路に新たに建設するため、中国交通運輸省と2年にわたって協議を続けたという。現在、往復2車線で道路は大半が未舗装であり、車で約6時間がかかる。

同筋によると、中国交通運輸省の国際合作司は、昨年と今年に調査チームを数回北朝鮮に派遣し、道路の幅や両脇、地盤、橋梁現況、排水路などを調査したという。

北朝鮮側は、これまで中国の資本と技術で往復4車線以上の最新の高速道路を新設し、中国が高速道路としての通行料を徴収して建設資金を回収する方法を提案していた。また鉱物資源採掘権を中国側に提供し、資金の一部を調達する方法も出した。今年4月の米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)の報道によると、米国の下請け設計会社が開城(ケソン)〜平壌〜新義州間の総延長387キロ、往復6車線高速道路の設計を任されたという。当時、総建設費は65億ドルでサービスエリア12ヵ所、トールゲート19ヵ所が含まれているとされた。

しかし中国側は完成後に予想される通行料で建設資金を回収するのは難しいと判断し、高速道路建設案に難色を示したという。

両国は、これに対する折衝案として現在の道路を保守・舗装する方向で意見が歩み寄ったという。ある消息筋は、「中国側は平壌を出発して約50キロまでの道路は比較的良好な状態だと判断した」とし、「残りの道路を保守した方が高速道路の新設よりは建設費が遥かに少なくかかる」と話した。両国は中央線のない往復2車線道路の中国でいう「2級道路」水準で保守することで意見がまとまりつつある。

とくに両国は2014年完成を目標に建設中の新鴨隳江(アプロクガン)大橋を念頭に、このような議論を進めてきた。消息筋は、「新鴨隳江大橋が完成しても新義州−平壌間道路の事情のため、物流環境は大きく改善されない」と話した。中朝間経済協力が本格化するためには基本的な道路網の整備が先決だという指摘だ。

複数の消息筋は「今回は雰囲気がまるっきり違う」と伝えている。北朝鮮版「京釜(キョンブ)高速道路」と言える事業であるだけに、道路建設に関する合意が発表されれば黄金坪(ファングムピョン)や羅先(ラソン)特区の開発とともに「経済再建」に向けた北朝鮮指導部の意志をアピールできるという。ある消息筋は、「中国訪問中の北朝鮮関係者らは中国と多様な分野で経済協力について論議しており、道路建設は主要議題の一つだ」と伝えた。金正恩(キム・ジョンウン)労働党第1書記の訪中など特別イベントが発表される可能性も高い。

一方、張副委員長は15日の午後には遼寧省瀋陽に到着し、王鏜遼寧省党書記と会談。黄金坪と威化(ウィファ)島の共同開発に関連して、地方政府レベルの支援を要請したという。16日には車で4時間かかる丹東へ向かった。

中国商務省は同日、羅先地区と黄金坪−威化島経済特区の開発がプラスの結果をもたらしていると評価した。沈丹陽商務省報道官は、2つの経済地区の建設作業が、企業がそれらの地域に投資するよう紹介する段階に来ていると明らかにした。



mungchii@donga.com