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外国でより有名になった「A級偽物の天国」の東大門商店街

外国でより有名になった「A級偽物の天国」の東大門商店街

Posted May. 04, 2012 08:30,   

「イタリアの有名ブランド品、ブルガリの「A級偽物」時計は、普通は28万ウォンで販売されます。しかし、金持ちの国、日本からの観光客に対しては、60万ウォンまで呼び値をします。それでも皆、買い求めていきますね。日本の偽物に比べ、韓国製品は、「ディテール」が生きているからですよ」。

1日午後、ソウル東大門(トンデムン)のミリオレショッピングモールで出会った商人のAさん(42、女)は、偽の時計がぎっしり詰まれている黒いカバンを開けながら、このように語った。彼女は、「一昨年を機に、韓国人客は大幅に減ったものの、外国人客は大幅に増えている」とし、「日本や中国、マレーシア人観光客の順で、偽物を買い求めにくる」と話した。

日本のゴールデンウィーク(4月28日〜5月6日)や中国メーデー(4月29日〜5月1日)のために、今月初頭まで計15万人の「観光客特需」が見込まれ、東大門の偽物市場が賑わっている。国内では、生産や流通共に違法である偽物製品は、これまで、主に梨泰院(イテウォン)の地下売場で、ひそかに取引されてきたが、最近、増えつつある外国人観光客の需要のため、東大門の大手商店街でも、公に販売されている。

東亜(トンア)日報の取材チームが先月30日と今月1日に訪れたミリオレ、ハロー、APM、グッドモーニングシティーなどの大手商店街では、雑貨コーナー売場全体の半分以上の店で、偽製品を販売していた。特に、ミリオレは、5階と6階のカバン売場53ヵ店のうち36店で、偽の製品を売っていた。

店主らは、売場の入り口にブランド品のカタログを掲げて、ピキを前面に出して、観光客らを呼んでいる。関心を示す客には、カタログから気に入る製品を選ばせ、売場周辺の倉庫に保管していた製品を取り寄せるやり方で、取締りを避けていた。客の誘致競争が激しくなり、商人1人が10店舗の売場を一度にテナントし、ピキを2人以上雇うなど、大型化の兆しも見えている。

彼らが主に狙う客は、ほかならぬ外国人観光客。ハローやAPMの7階売場で、偽のカバンや札入れを販売している商人B氏は、「最近の韓国人はなかなか目が肥えており、偽物はあまり買い求めない」とし、「一昨年から、口コミやインターネットからの情報を手に訪ねてくる外国人観光客が、主要客となっている」と主張した。商人Cさんは、「控えめな目つきできょろきょろしている外国人に近づき、カタログを見せれば、すぐ財布の紐を開く」と話した。

旅行代理店と提携し、偽物ショッピングコースを立ち上げたところもある。1日夜、旗を手にした観光ガイドが、外国人観光客を4、5人ずつチームを組んで、「気軽にショッピングしてほしい」と案内する様子が、いたるところから目に付いた。旅行代理店の職員を装って近づいた記者に対し、「うちの店も、ぜひ入れてほしい」と頼む商人もいた。

このような現状にも関わらず、商店街管理絵会社側は、自主的に取り締まるどころか、手を拱いているばかりだ。ミリオレ商店街管理チームは、雑貨売場の半分以上が違法の偽物製品を扱っているという記者の言葉に対し、「商店街内には偽物など全くない」と主張した。「自主的な取締りを行うべきではないか」と尋ねると、電話を切ってしまった。



kaki@donga.com aimhigh@donga.com