ソウル瑞草区瑞草洞(ソチョグ・ソチョドン)にある大型書店で働く金某氏は先月31日午前9時半、開店を準備しているところ、目線ほどの高さの本棚に黒い色の封筒が差し込まれているのを見つけた。斜めに差し込まれていた封筒には、「忘却という名の祝福」という文字が白色で書かれていた。
封筒を開けたら手紙が入っていた。黒色の紙に白い字で書かれた手紙には、「人生から最後の脱出を試みる。死んだ後、全ての身体組織を寄贈してほしい」と書かれていた。誰が読んでも遺書に間違いない手紙の最後に、同僚のユ某氏(23)の名前が書かれているのを見て、キム氏は直ちに警察に通報した。
警察がユ氏の住所地を訪れたが、ユ氏はそこに住んでいなく、京畿道驪州郡(キョンギド・ヨジュグン)の家族に連絡した。ユ氏の両親は友人に連絡して彼が住んでいるところを探し出し、通報から7時間後に警察が到着した。ソウル・京畿道地域の3つの警察署の警察官約30人が探し出したユ氏は寝とぼけた顔で、こう言った。「エープリルフールなのでいたずらのつもりで嘘を書いてみただけです」。
警察の関係者は、「本人がウソの通報をした場合のみ処罰が可能なので、ユ氏には注意をすることで済ました」とし、「エープリルフールのいたずらでも社会的に被害を与えるのは困る」と話した。
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