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S&Pとフィッチ、韓国経済に金正恩リスクは大きくない

S&Pとフィッチ、韓国経済に金正恩リスクは大きくない

Posted February. 06, 2012 06:32,   

金正恩(キム・ジョンウン)体制後、韓国が直面している「北朝鮮リスク」について、国際信用格付け機関は比較的前向きな反応を見せている模様だ。

5日、企画財政部(財政部)などによると、世界3大信用格付け機関であるスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)とフィッチの関係者たちは、先月30日、シンガポールで政府合同代表団と会見し、韓国経済における北朝鮮要素について質疑した。同席には、崔鍾球(チェ・ジョング)財政部国際経済管理官(次官補)をはじめ外交通商部のイム・ウンスン北朝鮮核外交企画団副団長、イ・サンチョル国防部軍備統制次長、ファン・ボンヨン統一部情勢分析総括課長など外交安保関係省庁の幹部10人あまりが出席した。

政府は、昨年の故金正日(キム・ジョンイル)総書記死後、国際社会が憂慮している韓国における北朝鮮リスクについて踏み込んだ説明を聞くため、初めて政府合同の代表団を作って国際格付け機関のアジア事務所を訪問した。

この席で、格付け機関の関係者たちは、南北協力基金の範囲内で「統一の壺」(統一アカウント)を設ける方策について、今後の財政的負担を軽くするだろうという肯定的な評価を得た模様だ。



constant25@donga.com