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市民団体が取り持った候補一本化、「大儀」の裏で「黒い取引」

市民団体が取り持った候補一本化、「大儀」の裏で「黒い取引」

Posted August. 31, 2011 07:17,   

郭魯鍱(クァク・ノヒョン)ソウル市教育監(教育庁の長)とパク・ミョンギソウル教育大学教授は、昨年5月19日、進歩陣営の教育監候補一本化に合意した。選挙まで15日も残っていない時だった。

同日、両候補がソウル中区貞洞(チュング・チョンドン)の環境財団の事務室で緊急の記者会見を開き、「市民社会の長老らの熟議で、一本化が決まった」と発表した時は、キム・サングン牧師、白楽晴(ペク・ナクチョン)ソウル大学名誉教授、青和(チョンファ)僧侶らが同席していた。

大義のため、市民団体の仲裁を受け入れる形で、以後、左派や進歩団体の支持宣言が相次いだ。

しかし、検察の捜査を通じて明らかになった一本化の実体は、表向きとは異なり、「黒い取引」であった。

一本化を主導したキム牧師は、30日、記者との通話で、「パク教授が候補辞退を苦心するというのを偶然聞いて、(昨年5月)19日午前、環境財団へ両候補を別々に呼んだ」と話した。キム牧師、白教授、青和僧侶の3人は、午前10時ごろ到着したパク教授に「どちらの片方に辞退しろとは言えない。しかし、今このまま行けば、2人とも駄目だ」と話した。30分ほど後に、郭候補にも同じ話をした。

「パク候補はかなり真剣に受け止める様子だった。郭候補は困っている顔だった。受け入れることもできなければ、断るわけにもいかないと思っている様子だった」と、キム牧師は当時の雰囲気を伝えた。

キム牧師らは、2人の候補を一緒に呼んだ後、「お2人が協議して一本化してほしい」と言って、その場を離れようとした。ところが、パク教授が「私が辞退する」と言った。キム牧師は「パク教授がその場で答えたのには多少驚きもあったが、一方でその言葉に感動し、すぐ記者会見文を作成した」と話した。

キム牧師らは、「今度の選挙は民主主義教育の発展を成し遂げる重要な契機ということに共感し、一本化を市民社会の長老に委任した。パク候補が大乗的に勇退を決定した」と話した。

両候補が一本化に合意した後、左派および進歩団体が動き始めた。市民社会、宗教界、教育界など2177人が20日、ソウル教育希望支持宣言をした。郭候補は23日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領1周期追慕祭に参加して追慕の詩を朗読した。



yena@donga.com