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複数労組実施の初日、大宇証券など10労組が設立申告

複数労組実施の初日、大宇証券など10労組が設立申告

Posted July. 02, 2011 05:40,   

複数労組制が実施された1日、大宇(テウ)証券と慶尚北道亀尾(キョンサングクト・クミ)の半導体メーカー「KEC」など10社の事業所で、複数労組設立の申請書が提出された。KTや錦湖(クムホ)タイヤでも新労組設立が進められているなど、今後、企業別の複数労組の設立が相次ぐ見通しだ。

とくに新生労組の一定数は、既存の労組が加入している上級団体と違う団体に加入したり、最初から上級団体に加入しない方針でいるため、労組の2大ナショナルセンターが主導している労働界の政治地図に大きな変化が予想されている。

3300人の社員を擁する大宇証券の新たに登場した大宇証券支店労組は、組合員6人で構成された労組設立申告書を同日午前、ソウル市麻浦区桃花洞(マポグ・トファドン)のソウル地方雇用労働庁・西部支庁に提出した。彼らは、労組設立証明書が交付され次第、支店労組を正式にスタートさせる計画だ。

社員1083人のKECでも、13人の組合員による新労組が設立申告書を出した。仁川(インチョン)のタクシー会社「ハンソン運輸」(社員203人)も77人で構成された新労組設立申告書を提出。慶尚北道慶州(キョンサンブクド・キョンジュ)のバス会社「千年微笑」では、組合員105人と29人からなる二つの労組が、それぞれ設立申告書を提出し、既存の労組に加えて3つの労組が並存することになった。

このほかにも、通信会社大手のKTでも複数労組が登場する見通しだ。仮称「KT新労組準備委員会」(委員長イ・ヘグァン)は同日、ソウル市鍾路区世宗路(チョンノグ・セジョンノ)のKT社屋前で結成式を行い、労組設立申告書を提出することにした。

光州(クァンジュ)の錦湖タイヤでも複数労組が設立が進められている。最近、光州工場の労働者たちで作られた「新しい民主労組建設のための推進委員会」は、新労組設立を宣言した。



starsky@donga.com artemes@donga.com