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さらに若くなったサッカー代表チーム、51年ぶりのアジアカップ優勝を狙う

さらに若くなったサッカー代表チーム、51年ぶりのアジアカップ優勝を狙う

Posted December. 25, 2010 03:02,   

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●南アフリカ共和国W杯代表チームの攻撃ラインより5.8歳が若く

過去のどの代表チームと比較しても若い。23人全員の平均年齢も25歳で07年アジアカップ(25.4歳)か今年の南ア共W杯(27.5歳)に比べても若い。特に、攻撃ラインは平均22歳だ。今年南ア共攻撃ラインの平均年齢の27.8歳より何と5.8歳も若い。

それほど韓国サッカーが自信を育てたおかげだ。かつては早速の成績に汲々として似たような技量なら経験の多いベテランを選ぶ傾向があった。経験のない若い有望株を果敢に抜擢する自信がなかったためだ。そのため、有望株が育たない悪循環につながった。しかし、許丁茂(ホ・ジョンム)号から始まった若い選手の抜擢が今年の南ア共W杯で遠征初ベスト16入りという快挙につながったことを受け、世代交代に拍車がかかっているものと見られる。

●23人のうち海外派が12人

これからは海外派、国内派の区分が無意味になりそうだ。海外派が23人のうち12人で、初めて過半を越えた。地域も多様になった。02年韓日W杯の時も海外派が23人のうち7人で少なくなかったが、当時は欧州で活動する選手はイタリアの安貞桓(アン・ジョンファン)とベルギーの薛鐗鉉(ソル・ギヒョン)の2人だけで、残りは日本で活動した。8年が経った今、活動地域は英国のイングランドとスコットランド、フランス、ドイツ、サウジアラビア、日本などと多岐に渡る。

海外派は07年アジアカップ代表チームではかえって5人へさらに減ったが、ここ数年間急速に増えた。韓国選手の国際競争力が高くなったこと。海外進出が活発になり、代表チームに合流できる関門も広くなった。ソン・フンミンはKリーグは経験していないが、レベルの高いドイツプロサッカーで活躍したおかげでチャンスを掴んだ。

●アジアカップではどのようなサッカーを披露してくれるだろうか

趙広来(チョ・グァンレ)代表チーム監督が目指すサッカーは、チーム全体が速くて有機的に動く「トータルサッカー」。そのためにはしっかりした基本技、速いスピード、マルチプレーヤーの能力が求められる。次世代守備手に挙げられる洪正好(ホン・ジョンホ=済州)を抜いて、攻撃と守備の両方をこなせる196センチの長身、金信旭(キム・シンウク=蔚山)が代表チームに選ばれたのもそのような理由のためだ。趙監督は、「51年ぶりのアジアカップ優勝のためには、スピードがカギを握っている。代表チームが追い求める速いテンポに適応できてテクニックの面でも体力的にも耐えられる選手を選んだ」と話した。

代表チームは25日、京畿道坡州市(キョンギド・パジュシ)のサッカー国家代表チームトレーニングセンター(NFC)で集まって26日、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビへ発つ。代表チームは30日、シリアと強化試合を行った後、来年1月6日、カタールのドーハへ着く。



kimsk@donga.com