Go to contents

債権団が現代グループの交渉対象者地位剥奪へ、現代建設売却振り出しも

債権団が現代グループの交渉対象者地位剥奪へ、現代建設売却振り出しも

Posted December. 17, 2010 11:53,   

한국어

現代(ヒョンデ)建設株主協議会(債権団)が、現代グループの優先交渉対象者の地位を剥奪する方策を推進する。また、現代グループの優先交渉対象者の地位が剥奪されても、予備交渉対象者である現代自動車グループと交渉するかどうかは別途検討する計画であるため、当面売却作業が中断される可能性が高くなった。

金融界によると、債権団は17日、全体会議で現代グループと結んだ了解覚書(MOU)の解約同意案と株式売買契約(SPA)締結拒否同意案を一緒に上程する可能性が高いとされている。外換(ウェファン)銀行、韓国政策金融公社、ウリ銀行の3機関から成る債権団運営委員会は16日、事前調整を行い、このような方策について話し合った。この案件が全体会議に上程され、22日までに債権団の80%(議決権比率基準)以上の同意を取り付ければ、現代グループの現代建設買収は振り出しに戻る。

債権団がMOU解約同意案の他に、SPA締結拒否同意案まで同時に話し合ったのは、多様な法律的状況にも備えるためのものと解釈される。現代グループが提起したMOU解約禁止仮処分の申請を裁判所が受け入れたことや、現代グループが「MOU解約効力禁止仮処分申請」など別の名称で訴訟を提起しても、今回の全体会議を契機に現代グループとの「取引」が終わったことを明確にしておくということだ。

債権団は予備交渉者の現代自動車グループと交渉するかについては、追って法律検討と株主協議会を経て、改めて議論する予定だと話した。



cha@donga.com