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金正恩氏「3年以内に白米に肉のスープ」と経済目標示す

金正恩氏「3年以内に白米に肉のスープ」と経済目標示す

Posted December. 07, 2010 10:07,   

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金正日(キム・ジョンイル)北朝鮮総書記の後継者に確定した3男、正恩(ジョンウン)氏(写真)が、「3年以内に住民たちが白米に肉のスープが食べられるようにする」と言い、祖父の金日成(キム・イルソン)主席が掲げていた目標を再び約束したと、読売新聞が6日付で報じた。

同紙は、北朝鮮事情に詳しい中朝関係筋の話として、金正恩が先月初め、平壌(ピョンヤン)であった会合議で、「3年内に国民経済を1960、1970年代の水準に回復させて『白ご飯に肉のスープを食べて、瓦屋根の家で絹の服を着て暮らす』生活水準を成し遂げなければならない」と語ったと伝えた。

同紙は、「白米に肉のスープ」は、金主席が掲げていた国民生活目標だったと指摘し、祖父の威光を背景に、経済再建に指導的役割を担うことを狙った発言だと解釈した。同会議は、経済関連の会議とみられ、金正恩氏の叔父である張成澤(チャン・ソンテク)労働党行政部長が主催したが、企業経営者や経済専門家らが出席したとされる。

同紙は、金正恩氏が後継者に確定した9月以降、「過去には食糧がなくても弾丸はなくてはならなかったが、現在は弾丸がなくても食糧がなくてはならない」など、経済重視の発言をしてきたと書いた。北朝鮮は金主席誕生100年になる2012年を「強盛大国の元年」に決め、国力強化を国家目標に打ち出している状態だ。



changkim@donga.com