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「木浦マダム」のノートの「買春」男性252人を立件

「木浦マダム」のノートの「買春」男性252人を立件

Posted November. 03, 2010 07:54,   

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全羅南道木浦市(チョルラナムド・モクポシ)のある風俗店で売春行為をした疑いで「売春」男など関連者292人が一斉に立件された。警察は風俗店のマダムが作成した、いわゆる「2次ノート」を土台に捜査を進め、買春をした男性らを摘発した。買春男のうち、公務員や公企業の職員に対しては、業務と関連し接待を受けたのかについて調べている。

木浦警察署は2日、木浦市玉岩洞(オクアムドン)のH酒店の売春事件で292人を不拘束立件したと発表した。立件された292人のうち、買春男性は252人だった。このうち、公務員や公企業の職員が37人、会計士、医師など専門職従事者や自営業者が94人だった。残りは会社員か無職者であることが分かった。警察は公務員と公企業職員のリストを当該機関に通報した。

売春行為をした女性37人や、マダムなど風俗店関係者3人も立件した。警察は事実関係を否定した男性86人に対しては、売春女性と対質調査を行ったが、疑いを掴めず立件しなかった。警察の関係者は、「彼らは売春女性が顔を覚えていないなど、買春の事実がないと供述した男性たち」と説明した。

「マダム2次ノート」は昨年9月から今年5月まで、風俗店で俗称「2次」と呼ばれる売春に出た客409人の身上情報を記録した帳簿だ。このノートの存在が知られたのは、6月、女性の従業員と客の間で発生した喧嘩を止めるために警察が出動してからだ。

当時警察は、売春の有無を確認するため押収捜索を行う過程で、マダムが几帳面に記録した帳簿6冊を発見した。帳簿には注文した洋酒、接待した従業員、酒代、2次売春費用、買春男性の名前、電話番号、職業などが書かれていた。



shjung@donga.com