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頭を上げられない与党…一発を狙う野党

Posted September. 18, 2010 08:51,   

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与党が、金滉植(キム・ファンシク)首相任命者の人事聴聞会を控え、与党首脳部の兵役免除論議が起こることを憂慮している。金候補を含め、利明博(イ・ミョンバク)大統領やハンナラ党の安商守(アン・サンス)代表など、党・政・大統領府の首脳部がみな兵役免除を受けたためだ。さらに、元世勲(ウォン・セフン)国家情報院長も兵役免除者だ。

ハンナラ党の鄭玉任(チョン・オクイム)院内報道官は17日、CBSラジオに出て、「兵役免除問題が国民感情には簡単に見過ごせる変数ではないのではないか。(金候補本人が人事聴聞会で)説明を上手くしなければならないだろう」と話した。

金候補の場合、視力の問題という明らかな理由があるが、国会人事聴聞会で兵役忌避に関する情況が出てくる場合、予想できない事態に広がる可能性もある。人事聴聞会に向けて、野党は金候補の兵役忌避関連情報の収集に乗り出した。

李大統領は07年の大統領選挙で、「軍の服務に欠格事由があるとも知らず、訓練所に行って病気(気管支拡張症)のために戻ってきた」と話した。その後、社会生活をして、自然に病気が治ったが、疾患の跡は残っているというのが、李大統領の説明だった。

安代表も7月の全党大会で、兵役問題で大変苦慮した。ライバル候補が、「(安代表が)兵役忌避を10年し、最後には高齢で免除された」と主張したためだ。安代表は、「合法的な手続を踏み、免除を受けた」としながらも、「兵役を終えていないことは、国民に申し訳なく思う」と頭を垂れた。

元院長も、任命当時、兵役忌避疑惑を受けた。一回目の徴兵検査では、2級(現役)判定を受け、行政高試の合格後、公務員採用の身体検査の時も、「異常なし」の判定を受けたが、その後最終的に免除判定を受けたためだ。当時、元院長は、「下あごの関節炎の診断を受け、兵務庁で精密検査を受けた結果、招集免除判定を受けた」と説明した。



rews@donga.com