Go to contents

金宗壎・通商交渉本部長「韓・EUのFTA、年内発表厳しい」

金宗壎・通商交渉本部長「韓・EUのFTA、年内発表厳しい」

Posted September. 16, 2010 08:07,   

한국어

今年度末か来年1月1日と予想されていた韓国と欧州連合(EU)の自由貿易協定(FTA)の暫定発効時期が、見送られる見通しだ。

外交通商部の金宗壎(キム・ジョンフン)通商交渉本部長は15日、ソウル鍾路区世宗路(チョンノグ・セジョンロ)にある外交通商部の庁舎での定例ブリーフィングで、「8〜10日、EU本部があるブリュッセルを訪問してEU理事会のFTA協定承認に向け最善を尽くしたが、イタリアが反対の立場を崩さず、合意に至ることができなかった。このため、年内発効は物理的に厳しくなった」と話した。

EU理事会のFTA協定承認は、27ヵ国の満場一致で成立する。金本部長は、韓国とEUが仮署名した韓—EU・FTA承認に向け、EUが10日の特別外交理事会に続き、13日一般理事会を開いたが、合意に至らなかったと話した。

金本部長は、韓米FTAの追加交渉問題について「7月29日、米貿易代表部(USTR)のロン・カーク代表と電話した後、進捗がない」とし、「USTRの実務者らが、議会と引き続き協議しているとみており、我々は協議を催促するよりは、米国側の準備が済み次第、協議を始めるという立場だ」と説明した。



hyejin@donga.com