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オバマ大統領「イスラム教と戦うことはない」

オバマ大統領「イスラム教と戦うことはない」

Posted September. 13, 2010 03:53,   

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バラック・オバマ米大統領が11日(現地時間)、9・11テロ9周年を迎えて、米国国民に団結を訴え、9・11テロを起こしたのはイスラム教ではなく、アルカイダのテロ勢力であることを強調した。

オバマ大統領は同日、ワシントンの国防総省にある9・11記念館で行われた追悼式に出席し、「われわれを攻撃したのは宗教ではなく、宗教を歪曲した勢力であるアルカイダだ」とし、「米国国民として、我々は決してイスラム教と戦うことはないだろう」と述べた。そのうえで、「われわれを攻撃した勢力は、我々を分裂させ、団結を妨げようとしているが、我々は決して彼らに勝利を渡さないだろう」と話した。

オバマ大統領は、また「われわれは多様で忍耐心のある国民としての伝統を見せるだろう」と加えた。追悼式典にはゲーツ国防長官やマイク・マレイン統合参謀本部議長ら軍の首脳部と犠牲者遺族たちが出席した。

オバマ大統領は前日、ホワイトハウスでの記者会見でも「米国の敵はイスラム教ではなく、アルカイダと極端主義団体だ」とし、「米国民同士で攻撃しあってはならず、恐怖が分裂によって広がるのを放置してはならない」と強調した。

一方、大統領夫人のミシェル女史は11日、9・11テロ当時アルカイダに拉致されて墜落したユナイテッド航空93機の犠牲者を追悼するため、ペンシルベニア州シャンクスビルで行われた追悼式典に、ブッシュ前大統領の夫人ローラーさんとともに出席した。



yhchoi65@donga.com