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医師への秋夕プレゼント、深まる製薬会社の悩み

医師への秋夕プレゼント、深まる製薬会社の悩み

Posted August. 28, 2010 09:14,   

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秋夕(チュソク=旧暦8月15日のお盆)を控えて、制約会社が医師たちにプレゼントを贈るべきかどうか決めかねず悩んでいる。今年4月から施行された「医薬品取引に関する公正競争規約」によると、秋夕プレゼントはリベートと看做され処罰を受けるが、11月28日から施行予定で現在保健福祉部(福祉部)がまとめている「リベート双罰制」の下部法令では「旧正月や秋夕」のプレゼントは容認されているからだ。

問題は、製薬業界が自主的に施行している公正競争規約を従うか、法令として作られる「リベート双罰制」を則るかだ。

公正競争規約は、韓国製薬協会がリベート問題を追放するために制定したもので、公正取引委員会も同規約を承認し、リベートの判断基準にしている。当初「リベート双罰制」の下部法令でも、同じ内容を反映する予定だった。ところが、福祉部の公務員と医師、薬剤師、製薬業界、医療機器業界の関係者たちで作った「下部法令作成タスクフォース(TF)」チームで議論が進むなかで制裁緩和の方向で意見が一致した。とくに今月初めに福祉部が「旧正月や秋夕のプレゼント10万ウォン以内」「慶弔費20万ウォン以内」といったTFチームの決定内容を公開し、製薬業界の悩みは始まった。

柳韓(ユハン)洋行の関係者は、「リベート双罰制の下部法令をまとめる過程で規制緩和の方向で方針を固めた瞬間から公正競争規約は有名無実になってしまったた」とし、「今は事実上『法の空白期』だ」と話した。また「双罰制に重きを置くとしても、まだ施行前なので公正競争規約を違反するわけにもいかない」と苦情を訴えた。

結果的に営業社員たちの負担だけが重くなったとの声も聞かれる。ある製薬会社の営業社員は、「会社としては公式にプレゼントができない代わりに、営業社員たちが個人的にプレゼントをしなければならない状況になるだろう」と気が重そうに語った。



kky@donga.com