Go to contents

映画「おじさん」の子役のブログに悪質書き込み殺到、書き手は小学生たち

映画「おじさん」の子役のブログに悪質書き込み殺到、書き手は小学生たち

Posted August. 27, 2010 05:27,   

한국어

最近公開され、人気を集めている映画「おじさん」で、映画俳優のウォン・ビンと一緒に主要助演を演じた子役の金セロンさん(10)のブログが、同じ年頃の子供らによる悪質な書き込みの攻撃を受けた。これを巡り、一部のネットユーザーらが、「悪質な書き込みを掲載した子供ら」に対し、逆攻撃に乗り出し、「悪質な書き込みが悪質な書き込みを生む」現象を招いている。

26日、金さんが所属するGPベーシックエンターテインメントによると、24日に一部のネットユーザーらが、金さんのブログの訪問者リストに暴言や人身攻撃的な書き込みを残したことから始まった。金さんが最近、ウォン・ビンからプレゼントとして受け取ったノートパソコンの写真を、ホームページに公開したのが引き金となった。

あるネットユーザーは、「XX、調子に乗るな。ノートパソコンを持っているのをいいことに、ブスのくせに」という内容の悪質な書き込みを残した。ほかのネットユーザーらも「ブスのXが、身の程知らず、我がウォン・ビン兄さんに口出しするなんて」、「整形手術でもしたら」などと、金さんの外見を貶める内容の書き込みを残した。

金さんは、「ノートパソコンを自慢するつもりはなかったし、プレゼントへの感謝の気持ちを現したかった」と釈明した。

金さんの母親は同日、東亜(トンア)日報との電話インタビューで、「まだ、幼い娘が耐えるには余りにもひどい言葉が綴られており、大人である私すらショックを受けた」と言い、「悪質な書き込みが追加で掲載されることに備え、警察に捜査依頼をすべきかどうか悩んでいる」と話した。

このようなことが後で伝わり、ネットユーザーらは、「金さんを助けよう」と、悪質な書き込みを掲載した人たちへの追跡に乗り出した。その結果、驚くことに、悪質の書き込みの掲載者らは、金さんと同年代の小学性たちだった。一部のネットユーザーらは、悪質な書き込みの掲載者らのブログに入り、「そのまま死ね」などの暴言を書き込み始めた。「悪質な書き込みを残したとはいえ、小学性らがまた傷つくのではないか気になる」という懸念が出ているが、興奮したネットユーザーらは、集団でIPの追跡に乗り出している。これに対し、子供の悪質書き込み者らは、「お前こそ死ね」などと、立ち向かったり、ブログを閉鎖したりした。

所属事務所の関係者は、「ネットユーザーらの気持ちは分かるが、過度な攻撃により、一時、悪質書き込み者らのブログへの訪問が自動的に遮断されることもあった」と言い、「このような結果を望んだわけではない」と語った。

仁済(インジェ)大学・幼児教育科の沈美京(シム・ミギョン)教授は、「最近、芸能人に憧れる年齢が、中学生から小学生へと下がっている」と言い、「普段から芸能界に憧れてきた一部の子供らが、やきもちのため、大人らの悪質な書き込み文化をそのまま真似ている」と主張した。



jhk85@donga.com