「ソウル龍山(ヨンサン)惨事」事件をはじめ全国各地で立ち退き住民たちが繰り広げている高所ろう城デモを承認し指揮したり、再開発組合を脅迫して合意金を引き出すよう指示したとして特殊公務執行妨害致傷などの罪で拘束起訴された全国撤去民連合会(全撤連)議長のナム・ギョンナム被告(55)に重い実刑が言い渡された。
ソウル中央地裁・刑事合議21部(金容大部長判事)は13日「各地域の撤去対策委員会が繰り広げた個別の高所ろう城は、全撤連中央の承認の下で行われたとみられる」としてナム被告に懲役7年に罰金100万ウォンを言い渡した。
昨年、ソウル龍山4区域の高所ろう城を主導した撤去対策委員長イ・チュンヨン被告ら5人が今年5月にあった控訴審で懲役4〜5年を言い渡されたことからすれば、ナム被告を立ち退き住民たちの不法暴力デモを実質的に指揮した最高責任者と判断したわけだ。
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