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内閣人事に不満の朴槿恵氏系、大統領面談に「実益がない」と撤回論も

内閣人事に不満の朴槿恵氏系、大統領面談に「実益がない」と撤回論も

Posted August. 10, 2010 07:17,   

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昨日の内閣改造を巡り、与党ハンナラ党内の親朴系(朴槿恵氏系)の一部で、少なくない批判の声が出ている中、今月中旬以降に予定されている李明博(イ・ミョンバク)大統領と朴槿恵(パク・グンヘ)元党代表との面談の実現の可能性に関心が集まっている。親朴陣営の一部では、「この時点で、二人が会ったところで何になる」とし、「面談は不要」とする声が出ている。

慶尚道(キョンサンド)出身の親朴系のある議員は8日、東亜(トンア)日報の電話取材に対し、「親朴系のほとんどが、今回の内閣人事は偏っていて(親朴系への)配慮が足りないと考えている」とし、「実益のない会合なら、応じるのは難しいだろう」と話した。親朴系の初当選の玄伎煥(ヒョン・ギファン)議員も、「疎通のためには二人が会うべきだろうが、すでに内閣人事が終わったところで、するべき話が他にあるだろうか」と否定的な反応を示した。

一方、朴槿恵議員側を代弁している李貞鉉(イ・ジョンヒョン)議員は、「内閣改造に対する不満と会合無用論は、一部議員の個人的な意見に過ぎず、全体の意見ではない」と述べ、一線を引いた。

親朴系一部の過激発言に対し、安商守(アン・サンス)党代表は「(会合論は)一部の見解だ」とし、「双方の事前調整が終われば、会合は実現すると思う」と話した。

大統領府は、内閣人事に対する親朴系一部が示している不満には、正式に反応を示さなかった。大統領府内では、「一部の親朴系議員らの反応が、本当に朴元代表の考えを反映したものか確認が難しい」という意見も出ている。大統領府の関係者は「親朴系の中心人物である劉正福(ユ・ジョンボク)議員の入閣を決定する際、朴元代表と相談しなかったとは思えない」とし、「朴元代表の真意がよく分かっていない人らが、過激な意見を出していると見ている」と話した。



kimkihy@donga.com srkim@donga.com