Go to contents

「菅首相、村山談話レベルで発表」 朝日新聞など報道

「菅首相、村山談話レベルで発表」 朝日新聞など報道

Posted August. 06, 2010 07:32,   

한국어

日本の菅直人首相が、韓国併合100年に当り、植民地支配を反省する内容の談話を発表する予定だと、朝日新聞など日本のメディアが5日付で報じた。発表時期は新聞ごとに異なるが、内容には過去の植民地支配に対する謝罪と未来志向の両国関係構築への決意が、盛り込まれる予定だ。

日本のメディアによると、菅首相の談話は、村山富市首相が第2次世界大戦終戦50年を迎え、95年8月15日に発表した談話と同水準になる模様だ。共同通信は、政府関係者の言葉を引用し、今回の談話は、△村山談話と98年の日韓共同宣言の表現レベルを維持し、△韓国併合の経緯に言及し、△韓国国民が受けた苦痛に対する「痛切な反省とお詫び」を明記する一方、△現在の日韓関係が良好であることを確認し、未来志向の関係を構築するという内容になると伝えた。村山首相は当時、「過去の植民地支配と侵略により、アジアの国々の人々に多大な損害と苦痛を与えたことに対し、痛切に反省する」という談話を発表した。

朝日新聞によると、菅内閣は韓国だけに談話を出せば、他のアジアの国々とのバランスを欠くという指摘から、閣議決定が必要な「首相談話」とするか、閣議決定が不要な一般的な首相のコメントとして出す「首相の談話」とするかについて検討している。談話発表のタイミングも、天秤にかけている。

首相室関係者によると、「韓国の光復節(日本の支配から解放された日)か併合の日に合わせ、談話が出れば、お詫び外交に映り、国益を害する恐れがある」という判断により、8月15日や併合締結日の22日、公布日の29日は避ける考えだ。このため、光復節前に談話が発表される可能性が高いと朝日新聞は伝えた。



changkim@donga.com