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W杯単独中継のSBSに課徴金19億ウォン

W杯単独中継のSBSに課徴金19億ウォン

Posted July. 24, 2010 08:51,   

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放送通信委員会は23日、サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会を韓国テレビ局では単独で中継したSBSに対して、中継権交渉に関する是正命令に従わなかったとして19億7000万ウォンの課徴金を課した。

同委員会は、SBSが、△是正命令に明示された中継権の価格を交渉相手に同時に提示する義務を違反した、△中継権の販売を拒否したり遅延しようとした情況が認められる、△交渉のなかで韓国や北朝鮮の試合と開幕戦・決勝戦の単独中継を固守し、普遍的な視聴権の趣旨を考慮しなかった——と指摘した。

委員会は、これに先立って、今年4月23日、地上波テレビ3局に対して、同30日までに交渉を最大限誠実に進め、その結果を5月3日までに委員会に報告することを内容とする是正命令を出した経緯がある。

委員会は、KBSとMBCに対しては、課徴金を課すほどではないが、是正命令を最大限に誠実に履行したとは見受けられないとして「警告」措置を下した。

委員会の崔在裕(チェ・ジェユ)利用者保護局長は、「SBSに課せられる課徴金の上限はW杯中継権契約金の5%に当たる39奥4000万ウォンだが、普遍的視聴権の禁止事項に関連して課徴金を課すのは初めてであり、通信分野でも上限まで課徴金を課す例がなかったことを考慮し、50%を軽減した」と話した。

一方でSBSは、21日に地上波局に五輪やW杯など、国民の関心が高いイベントの中継権の強制販売を規定した現行の放送法令の違憲性について判断と求めて、ソウル行政裁判所に行政訴訟を提起した。



mickey@donga.com