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現職国会議員の国会内暴力に有罪判決

Posted July. 08, 2010 08:11,   

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国会で発生した現職国会議員の暴力行為に対し、裁判所が有罪の判決を言い渡した。ソウル南部地裁刑事4単独(朴部長判事=パク・ソクグン)は7日、国会で警察に暴力を加えた疑い(公務執行妨害)で起訴された民主党の崔宰誠(チェ・ジェソン)議員(45、写真)に罰金30万ウォンを宣告した。

崔議員は昨年3月2日、メディア法処理当時、国会の事務処長が秩序維持権を発動し、閉鎖された国会本庁へ窓枠を越え、侵入後、他の民主党議員の侵入を手助けした際、ある警察官の頭を足で踏んだ疑いで起訴された。パク判事は、「崔議員が、警察公務員を暴行した度合いが弱く、当該の警察が処罰を望んでいない点、崔議員が自分の行為を反省している点などを考慮し、刑量を決めた」と説明した。

検察の関係者は、「これまで国会暴力事件は、処罰されることがほとんどなかった。今回の判決が、国会での各種暴力事件に対し、厳正な処理をされる契機になるだろう」と付け加えた。特に、1審で無罪が言い渡された姜基甲(カン・ギガプ)民主労働党議員の控訴審公判、ロテンダーホールで座り込みを行い、国会の退去要求に応じず、起訴された民主労働党補佐陣12人に対する再審にも、今回の判決が影響を与えるものと検察はみている。

ただし、検察は罰金300万ウォンを求刑したことに比べ、崔議員があまりにも軽い処罰を受けたと判断し、控訴するかどうかについて議論している。警察の公務執行妨害が、一般に加重処罰の対象になることに対し、崔議員に言い渡された刑量が軽すぎるということだ。



takeoff@donga.com