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李大統領「6月国会で世宗市修正案に決着を」と国政演説

李大統領「6月国会で世宗市修正案に決着を」と国政演説

Posted June. 15, 2010 08:17,   

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李明博(イ・ミョンバク)大統領は14日、世宗市(セジョンシ=行政中心複合都市)計画の見直しをめぐる論争について、「国論の分裂が続き、地域的、政治的なみぞが拡大することをこれ以上放置することはできない。関連法案(世宗市修正案)は、すでに3月に提出されているのだから、国会で今回(6月の臨時国会)の会期中に決着をつけてほしい」と呼びかけた。李大統領は、同日6.2地方選挙以来はじめて行ったラジオ・インターネット演説でこのように述べ、「政府は国会が決定された結果を尊重する」と述べた。

大統領府の李東官(イ・トングァン)広報首席秘書官は、「これまでは、まずハンナラ党が党論をまとめた上で、国会で採決を行うようなやり方だったが、これからは党論は別として自由投票をしようということだ」と説明した。世宗市修正案が成立するためには、国会の在籍議員291人のうち、過半数(146人)の賛成が必要だ。

李首席秘書官は、「世宗市の出口戦略や放棄として受け止めてはならない」と強調している。ところが、野党議員たちはもちろん、168議席を持つハンナラ党内でも朴根恵(パク・クンヘ)元代表寄りの議員(50人あまり)らが、修正案に反対しており、否決される可能性が大きいだけに、李大統領は世宗市論争にけじめをつける必要があると判断したという見方もある。これに関連し、民主党の丁世均(チョン・セキュン)代表は、「一日も早く、大統領が自ら撤回するのが正しい」と圧力をかけている。

李大統領は、「今回の(地方)選挙を通じて表出した民意を重く受け止めている。大統領府と内閣のシステムをより効率的に再編する一方、準備ができ次第閣僚の入れ替えも行うつもりだ」と語った。特に、李大統領は、「私をはじめ、大統領府と政府が自己省察の下で、変化を恐れずに思い切った変革を図っていく。今こそ、与党も変化できる好機だ。時代をリードする若くて活力のある政党として生まれ変われるように英知と力を結集しなければならない」と訴えた。

李大統領は遅くても7月はじめころと予想される大統領府の主要閣僚の再編および7.28再補欠選挙以降実施される内閣改造で、40代半ばから50代はじめの若手を重用する方策を視野に入れているものとされている。

一方で李大統領は、主要4河川事業については、「引き続き推進する」という意志を明らかにし、「政府はコミュニケーション能力と説得力に欠けているという指摘を謙虚に受け止める。4大河川の水系にある地方自治体の意見も改めて収集する」と述べた。李大統領は、8・15(独立記念日)祝



yongari@donga.com