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許監督、南アフリカW杯のキーワードは「体力」

許監督、南アフリカW杯のキーワードは「体力」

Posted May. 28, 2010 03:02,   

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「現代サッカーで体力が落ちれば、半人前選手も同然だ」。韓国代表の許丁茂(ホ・ジョンム)監督の言葉だ。彼は、「2002年の韓日W杯で、ベスト4入り神話も体力に支えられたからこそ可能だった。攻め合いの激しい現代のサッカーで、鉄の体力は必須条件だ」と強調した。

27日、オーストリアのカンプル練習グランド(ノイシュティフト)。南アW杯を控え、最後の練習に臨んでいる韓国代表チームのキーワードもはやり「体力」だった。この日、26人の代表は全員が練習グランドに姿を現した。怪我の回復がまだ完全ではない李東国(イ・ドングク、全北)のみ個人練習をし、残りの選手たちはチーム練習に積極的に取り組み、勝利への意欲を示した。

練習に先立ち、選手らは胸にワイヤレス送信機のついた黒いベストを着用した。ベストから測定された選手の心臓拍動数と移動距離などは、リアルタイムでコンピュータに伝送され、体力と戦術の随行能力などを把握する上で役立つ。選手らはストレッチングとボールの奪い合いゲームをしながら軽く体をほぐした後、チームを4組に分けて強度の高い練習に移った。

代表チームのフィジカルトレーナーであるレイモンド・ベルハイエン氏は、「代表選手らの体力は、どのチームと比較しても勝るとも劣らない。全体としてこの水を維持することに練習の目的がある」と述べた。また、「標高1200mに上るこの高台で、平地と変わらない体力を身につけることも大事だ」と付け加えた。韓国は、アルゼンチンと1次予選の2回戦を標高1753mに位置したヨハネスバーグのサッカーシティースタジアムで行う。選手らはこの日、1時間30分ほどで練習を終えた後、息を切らしながら競技場を出た。

許監督は、記者たちとのインタビューで、「ギリシャとナイジェリアが最近の親善試合で成績が振るわなかったが、絶対油断してはならない」と強調した。彼は、「依然として海外では、韓国がB組の最弱チームとして評価されているのが現状だ。相手を恐れてはいけないが、甘く見るのはさらに禁物だ」と強調した。

また30日、オーストリアのクーフシュタイン・スタジアムで行われるベラルーシとの親善試合では、ほとんどの選手を出場させ、公平にチャンスを与えるつもりだと述べた。



niceshin@donga.com