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天安艦事件の疑惑発言の元大統領秘書官、検察が公安事件として扱う

天安艦事件の疑惑発言の元大統領秘書官、検察が公安事件として扱う

Posted May. 08, 2010 07:35,   

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ソウル中央地検は、「金泰榮(キム・テヨン)国防長官が、天安(チョンアン)艦沈没事故に関する虚偽事実を流し、名誉を傷つけた」と、朴善源(バク・ソンウォン)元大統領統一外交安保戦略秘書官(47)を告訴した事件を、公安1部(李鎭漢部長)に担当させ、捜査に乗り出したと7日に明らかにした。

朴元秘書官は先月22日、MBCラジオの報道番組「孫石熙(ソン・ソクヒ)の視線集中」に出演し、「我々が持っていない情報を米国が持っているとは言い難いが、確かなことは、韓国政府が持っていながら、国民に対し公開していない資料を米国が持っている」と主張した。

これについて国防部は、「朴元秘書官は、まるで政府が資料を隠そうとしているかのような表現をし、政府や軍の名誉を傷つけた」とし、先月27日、金長官と李サンイ合同参謀議長の名義で、告訴状を提出した。

現在、米ワシントンのブルッキングス研究所の招聘研究員として米国に滞在しており、最近、韓国に一時帰国した朴元秘書官は、今回の告訴事件を巡り、「透明かつ公正な原因究明に向け、資料公開を求めただけだ」とし、「成立すらしない名誉毀損の主張により、国民の疑問をなだめようとしている」と反ばくした。

ソウル中央地検は、今回の事件は告訴によって始まったが、国家安保に関する事案であることを考慮し、公安事件と分類し、処理することにした。ソウル中央地検の関係者は、「天安艦沈没事件を巡るデマの流布や名誉毀損事件のうち、オフライン上で発生したり、警察が捜査を取り仕切っている10件あまりは公安1部が担当し、オンラン上で起きた出来事は、先端犯罪捜査2部で捜査している」と説明した。



jefflee@donga.com