3試合連続の無安打で沈黙していた秋信守(チュ・シンス、28=クリーブランド)がシーズン初本塁打を放った。秋信守は12日にあった米プロ野球デトロイトとのアウェーで3番・右翼で出場し、7回にソロ本塁打を打ち込み、シーズン初本塁打と打点を記録した。
秋信守は、4度目打席の7回1死無走者でエディ・ボナインの球速129キロの外郭低めのチェンジアップを流し打ちして左フェンスを越えた。開幕後6試合ぶりの本塁打で8日のシカゴ・ホワトソックス戦以降4試合ぶりの安打だった。秋信守は初めてフルタイム大リーガーとして活躍した昨年には開幕後4試合ぶりに初本塁打を放ち、通算20本塁打をマークしている。
1回には四球で出塁したあと、ルイス・バルブエナの満塁本塁打でホームに帰った秋信守は3打数1安打1打点2得点を記録した。打率は1割1分1厘から1割4分3厘(21打数3安打)と少し上がった。
試合後、マニー・アクタ監督は、「秋信守の三振の割合を心配するには、まだ試合数が少な過ぎる。彼はベテランだ。心配はしない」と厚い信頼を示した。秋信守は前日までの5試合で9三振を喫するなど振るわなかった。クリーブランドは8−6でリードしていた9回裏に3点を許し、8−9と逆転負けした。
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