日本政府は6日に閣議を開き、日本の独島(トクド、日本名・竹島)領有権を主張する内容が含まれた「2010年の外交青書(韓国の外交白書に該当)」を確定・発表した。
外交通商部が入手した日本の外交青書は、「日韓の間には独島を巡る領有権問題があるが、歴史的な事実に照らしてみても、また国際法上からみても、独島は明白な日本固有の領土だという日本政府の立場に変わりはない」と明記した。これは06年以来の独島関連記述を繰り返したものだ。これを受け、張元三(チャン・ウォンサム)外交部・北東アジア局長は同日、高橋礼一𩒐・駐韓日本大使館・総括公使を外交部庁舎に呼んで、強く抗議した後、政府の基本認識を盛り込んだ口上書(外交上の問題を示すため、自国や相手国を全て3人称として記した外交文書)を伝えた。
朴先圭(バク・ソンギュ)大統領府報道官は定例ブリーフィングで、「領土問題は絶対に譲歩できない事案であり、日本は間違った歴史観に基づき、でたらめな主張を展開している」とし、「韓日関係はもとより、日本の将来に向けても決してよくないことを明らかにする」と警告した。
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